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世界情勢に揺れる日経平均、2万1,500円の節目を越えるか?〜株式ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ニューヨーク・ダウ 高値でのもち合い

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先週のレポートでは、ADラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線として存在するADラインを越えていくことが求められたからだ。超えることが出来なければp点とのダブルトップを形成する可能性もあるからだ。実際には、ADラインの真下でのもち合いが続いている。
次の注目日は7月1日前後である。

A点水準:約27,000ドル
C点水準:約25,500ドル

今週のポイントは、どちらの方向に動いていくのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。週明けにB点が位置する時間帯を通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり新しい流れが出てくる可能性があるからだ。堅調な展開が続くのであれば、ADラインを越えていくことが求められる。上値の重たい展開に移行するのであれば、ACラインに沿って推移していくことが考えられる。

<トレンドのポイント(長期)>
上昇トレンドの上昇局面である。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、26,350ドルを終値で割り込むことである。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。上値抵抗線ACラインを越えた後も値を下げることなく高値水準で粘り強く推移しているからだ。この場合、ADラインを越えて27,000ドル台に乗せていくことが求められる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。上値抵抗線ADラインが存在している。また、B点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。そして、p点とのダブルトップ形成の可能性もあるからだ。この場合はACラインに沿ってC点水準を試す動きが考えられる。

Next: ナスダック 週明けの動きに注目~米国市場分析

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