「お金のIQ」には4種類
まず、お金のIQには4つあります。お金を「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」です。順に説明していきます。
<「お金のIQ」その1:稼ぐ>
これは、自分でお金を稼ぐことです。会社員の人であれば給料を増やしていくことです。自営業でも従業員でも自分のバリューを高めていくと、貢献度が高い分だけ豊かさへの大きな近道になります。売上高を上げていく過程にはいろいろな要素があると思いますが、この稼ぐことに熟達してくると、当然お金に恵まれやすくなります。
しかし、多くの人はこの稼ぐところでつまずいてしまい、なかなか次に行くことが難しいのです。
<「お金のIQ」その2:使う>
これは自分が持っているお金を、どのように上手に使うのかということです。一言で表現すると、「生き金」を使うことです。
「生き金」を使うことによって、初めてお金が返ってきます。例えば誰かに投資してあげることだったり、ボーナスを出すこと、誰かにご馳走することかもしれません。あるいは広告宣伝をすることかもしれないし、場合によっては車にお金を掛けることかもしれません。
つまり、あなたが「これだ!」というものにお金を掛けたり、何かに投資することが生き金になります。
生き金を使えばリターンが返ってくるし、死に金を使えばお金は戻ってこないばかりか、場合によっては追加での支出を迫られる場合もあります。
だからこそ、生き金と死に金をよく見極めて、上手に使わなければならないのです。
<「お金のIQ」その3:守る>
お金を上手に稼いだ後に、誰かに貸してしまったり、中途半端に使ってしまい、上手に守り切れない人たちがたくさんいます。誰かの保証人になってしまうこともその1つです。
それでこの「守る」ということが、とても大事になってきます。稼いだお金は、上手に守らなければ、どんどん消えてなくなってしまうのです。