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日経平均は18円49銭安、「サバ缶ブーム、衰え知らず」。好業績の注目個別銘柄は?(8/29)

日経平均は18円49銭安の2万460円93銭で終了。働き方改革などで注目されるオフィス家具大手、調整一巡とみられるイトーキの銘柄分析を紹介します。(『日刊株式投資情報新聞』)

日経平均は11時前の118円安を下値に持ち直す

【株式市場】

日経平均は2万460円93銭(18円49銭安)、TOPIXは1,490.17ポイント(0.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで9億9,116万株。

8月29日(木)後場の東京株式市場は、時間とともに円高基調が弱まり、日経平均は70円安で始まったあと徐々に持ち直した。日清オイリオG<2602>(東1)が過日の第1四半期2ケタ増益と大手証券による投資判断引き上げを受けて一段とジリ高基調になり、日本水産<1332>(東1)は「サバ缶ブーム、衰え知らず」との報道が材料視されて後場もジリ高。TOPIXは14時過ぎから前日比プラス圏に浮揚する場面があった。

後場は、北野建設<1866>(東1)が13時に自己株式の取得(自社株買い)を発表してから一段高。ケイアイスター不動産<3465>(東1)はIoT住宅や最高益などが注目されて前場の高値を上回り、LibWork(リブワーク)<1431>(東マ)は九州北部での記録的豪雨災害の復旧銘柄とされて一段高。カーメイト<7297>(JQS)は「あおり運転」罰則化の観測やスマホをドライブレコーダーとして使うアプリが言われて一段高。

東証1部の出来高概算は少な目で9億9,116万株(前引けは4億3128万株)、売買代金は12日続けて2兆円の大台に届かず1兆6,651億円(同7,074億円)。

1部上場2148銘柄のうち、値上がり銘柄数は919(同502)銘柄、値下がり銘柄数は1,112(同1525)銘柄。

また、東証33業種別指数は21業種(まえ引けは14業種)が値上がりし、水産・農林、石油・石炭、鉄鋼、ガラス・土石、その他金融、建設、空運、などが高い。

Next: 先行投資を負担がありつつも、通期で増収増益予想のイトーキ

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