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イエレン議長「利上げを求められている(できるはずはないのに)」苦しい心情吐露?

イエレン議長「利上げを求められている」苦しい心情を吐露

それと、FRBが気にしていた市場も、原油価格の安定化とともに、株価も年初来高値を更新し、ドル高も一服しています。

この市場の安定が、国際金融資本による人為的に作られたものである可能性はありますが、仮にそうであっても、現実の安定に加え、そこまで努力して利上げ環境を作った意図を無視することはできません。

さらに、伝聞ですが、イエレン議長自身の経済環境認識は慎重らしいのですが、親しい人に対して、「こんな状況で利上げできるはずはないのに、利上げを求められている」と、苦しい心情を吐露したと言われます。

つまり、経済論をこえた政策判断があることを示唆しています。

予想以上の「利上げ圧力」にさらされるFRB

その政策判断としては、巷間言われる「のりしろ」づくり、つまり次の金融危機に備えて利下げの余地を作っておくというものですが、それ以外に、国際金融資本配下の金融機関が、付利金利の上昇で黙って大きな利益を得られること(0.75%の付利なら年190億ドル弱)、中国経済に打撃を与え、軍事力拡大、覇権拡大を阻止できること、などがあります。

以上のように、市場が予想する以上にFRBには利上げ圧力がかかっています。

それでも仮に反対が強く、今週の利上げが難しいとの判断となった場合、これまでの市場安定化努力を無にしないためにも、4月ないし6月の利上げを示唆したうえで見送ることになるのではないかと思います。

影響が大きいだけに、利上げリスクを頭の隅に置いておいた方がよいと思われます。

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マンさんの経済あらかると』(2016年3月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。

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