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動画ストリーミング市場はまだ成長する、いち早く発表したNetflixの決算にみる業界動向=シバタナオキ

アメリカ vs アメリカ外の内訳

出典:同前

出典:同前

Netflixはアメリカ国内のストリーミング事業と、アメリカ以外のストリーミング事業の2つの地域に分けて売上や利益を開示しています。

アメリカの売上は$2.41B(約2,410億円)で、コントリビューションマージン(限界利益)が41.4%とどんどん高まってきています。

ある程度の有料会員数を獲得し、加入者数という点では成熟してきているアメリカ市場では四半期あたりの有料会員数は52万人の増加となっています。

この数は全体の有料会員増加数の10%に満たない小さな伸びですが、マージン率が高まっていることからも、しっかりと利益が出る構造が確立できていると言えるのではないでしょうか。

Netflixはこれまで巨額のコンテンツ投資をしてきていますが、少なくてもアメリカ市場においてはこれらの投資が積み上がって利益に繋がりつつあるということが良く分かる決算なのではないかと思います。

表の下側にあるアメリカ以外のマーケットを見てみると、売上は$2.76B(約2,760億円)とアメリカの売上を超える規模に成長しています。

コントリビューションマージンも20.2%まで上がっており、アメリカ市場ほどではありませんが、これまで大きく投資をしてきた海外市場でも利益率が徐々に改善してきています。

アメリカ外において最も注目すべきは、売上に直結する有料会員数の伸びです。この四半期は677万人もの有料会員が増えており、そのうち626万人はアメリカ以外の地域での増加です。

つまりNetflixの現在の成長はアメリカ以外の市場の成長が要因になっていると言っても過言ではありません。

Next: 四半期ごとの有料会員数の増加が復調している

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