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動画ストリーミング市場はまだ成長する、いち早く発表したNetflixの決算にみる業界動向=シバタナオキ

今四半期で最も成功したコンテンツ3選

今回の決算資料で触れられている、最も成功したNetflixのオリジナルコンテンツを3つほど紹介しておきたいと思います。

1つ目が「ストレンジャーシングスの第3シリーズ」で、リリース後4週間で6,400万世帯で視聴され大ヒットになっています。

第1、2シリーズの評判が大変に良く、日本でもテレビCMを使ってで大々的に大々的に宣伝するなど、Netflixとしても力を入れている作品です。

出典:Unbelievable

出典:Unbelievable

2つ目は「アンビリーバブル」という作品で、リリース後28日間で3,200万世帯で視聴されました。8話完結の実話に基づいた二人の女性刑事のドラマ作品です。ドラマとしては異例の大ヒットと言えるのではないでしょうか。

3つ目は英語版では「La Casa de Papel」(英題はMoney Heist:邦題はペーパー・ハウス)というスペインで制作された作品で、リリース54週間で4,400万世帯で視聴されました。この作品は英語以外の作品としてこれまでNetflixの中で最も視聴された作品だと書かれています。

ちなみに、日本で大人気の「全裸監督」についても触れられています。日本をはじめ、アジアでも大ヒットになっていると記載されています。

ここまで見ると非の打ち所がないほど絶好調に見えるNetflixですが、一方で動画ストリーミング市場はAmazonやAppleなど、競合がどんどん参入してきており、レッドオーシャンにも見えます。

今日の記事では、決算説明資料から読み取れる範囲でNetflixが今後の動画ストリーミング市場やコンテンツ市場をどのように認識しているのかということを詳しく見ていきたいと思います。

この記事はコンテンツビジネスやエンタテインメントビジネスに携わっている方、動画ストリーミングサービス関心がある方や継続課金ビジネスを知りたい方に最適な内容になっています。

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Netflixのコンテンツ市場の将来に関する現状認識

現状認識#1: 競合はAmazon Prime VideoやHuluではなく、エンタメコンテンツ全般である

現状認識#2: まだ●●の●●%も取れていない

現状認識#3: ●●●●はNetflixの成長に大きく影響しない

まとめ

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※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年10月29日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by : XanderSt / Shutterstock.com

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『決算が読めるようになるノート』 2019年10月29日号『Q. 絶好調のNetflix、自社の競合をどのように定義している?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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