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日経平均、大幅反落2万3,204円。下げ相場入りか底入れか、答えは2日後にわかる(1/8)=橋本明男

何という乱高下。今日の日経平均株価は大幅反落、前日比370円安の2万3,204円。荒れた動きは連休明けまで続くと思われ、値頃感で買いに行くのはまだ危ない。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)

きょうの日経平均は大幅反落、前日比370円安の2万3,204円

日経平均は下げたがっている

何という乱高下。こんなエレベーターの様な動きは一喜一憂するだけで、今後どうなって行くのか誰も予想しづらいのではないでしょうか。

昨年12月までの3ヶ月間は米中合意で上がって来ましたが、年が明け、イラン米国の対立が出てからは、イランで何か事が起こったら急落という図式に変わって来ました。

今後、この対立が激化して行くのか、早目の解決となるのか。

私には分かりませんが、材料抜きに日経平均のチャートだけを分析する時、これは下げたがっています。

今日の日経平均、上下の幅が531円、安値は624円安の2万2,951円までありました。

大引けはたぐって来て、370円安の2万3,204円
トピックスは、23.65ポイント安の1,701.40ポイント
出来高は、概算14億5千万株
で終わっております。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

答えはあと2日

先物の出来高は139,015枚も出来ており、下げ相場へ向かって売り仕掛けが来たのか、底入れということで大きな買い物が来たのか。

答えは、あと2日でハッキリします。

明日1月9日の日経平均が今日のヒゲの中で動くようなら、SQが終わる1月10日(金)は、またまた、急落に見舞われる可能性もあります。

これだけ荒れた動き、連休明け14日までは続くと思われます。

値頃感で買いに行くのはまだ危ない。

では、御健闘を祈ります。

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image by: Leszek Glasner / ShutterStock.com

相場コラム『わしの罫線』』(2020年1月8日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。

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