ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」が13日、全国489店舗のうち都内4店舗を含む26店舗を閉店した。テレ朝news 、 FNN PRIME によると、春までに今回閉店した店舗を含む44店舗の閉店を進める方針であるという。
来店客は複雑“最後の日”密着 「いきなり!ステーキ」大量閉店 https://t.co/Ux8Dr0SVdx #FNN
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) January 13, 2020
「いきなり!ステーキ」大量閉店 急な拡大が裏目に https://t.co/YVoVR5kfO1
— テレ朝news (@tv_asahi_news) January 13, 2020
ペッパーフードサービスが運営する「いきなり!ステーキ」は、2019年にも全国100店以上で新店をオープンするなど急拡大を続けてきたが、近過ぎる場所に出店した影響で客の奪い合いが起き、既存店の売り上げが悪化。昨年一年間で25億を超える赤字を計上している。閉店するのはこのような理由から採算の取れていない店舗が中心だ。
MONEY TIMES が伝えたところでは、ペッパーフードサービスの営業利益は前年同期比で98.2%と大幅減。売上高は前年同期比で15.2%増の518億5,700万円と伸びたものの、営業利益は23億9,400万円から4,400万円まで縮小している。同メディアは、その背景として自社ブランド同士の客の取り合いのほか、消費増税で消費者が節約思考になっていることなどを挙げているが、twitterでは別の側面が“いきなり失速”の要因になったのではないかという憶測が飛び交っている。