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菅政権はGoTo自滅で短命に。米国民主党政権誕生で自民党敗北のジンクスも=今市太郎

米国で民主党政権が誕生する時、国内の自民党政権は選挙で負けて下野するというアノマリー(よく当たる経験則)が存在しています。単なる偶然という人も多いわけですが、2度あることは3度ある。菅政権が超短命で終わることを警戒する必要がありそうです。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)

【関連】また日本搾取か。菅総理が心酔する“知日派”アトキンソンの危険な正体=今市太郎

※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2020年12月17日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。

忖度で強行された「GoToトラベル」

専門家も停止を強く求める「GoToトラベル」キャンペーンですが、菅首相は感染者1日3,000人を見てようやく一旦停止に踏み切ることになったようです。

利権の親玉である二階幹事長は「勝手なことをしやがって」とご立腹の様子で、やはり政権を支える内輪の長老への忖度がキャンペーンを続けさせていたことがもろバレの状態になっています。

さすがに支持率低下を指をくわえて見ているわけにいかなかったようで、決断の遅さはギネスものの状況。本当は見かけ以上あたま悪いスガがいると書くと、まるでサザンのTSUNAMIの冒頭の歌詞のようですが、この首相がいたのでは、国民は命を守ることができないのではないかという疑問さえよぎる今日この頃です。

またコロナ感染は危機的な状況にあるとして大人数での会食を控えるように呼びかけておきながら、首相自身はGoToキャンペーン一時停止を勝手に決めたということで、大親分の二階幹事長のご機嫌を損ねたことから慌てて都内のステーキ店に赴き、5人以上で会食を行って米つきバッタのようにぺこぺこ謝罪したであろうことが判明。

「国民の誤解を招くという意味では真摯に反省している」と、まったく訳の分からないことを言い出しています。

やはりもともと必殺仕置き人のように黒子に徹した汚れ仕事だけをしてきた人物が表舞台に登場しても、なんら機能しないことが詳らかになりつつあります。

2度目の非常事態宣言で「GoTo」の成果は吹き飛ぶ

すっかりコロナに飽き、疲弊して、正常性バイアスが強くなり過ぎている一部の国民の皆さま方は、「3週間が勝負」などという中途半端で意味不明なことを言われても、首相自身がダブルスタンダードで平気で会食に臨むわけですから、政府の言うことなど聞くはずもありません。

もはや外出自粛などと言っても聞く耳を持たないようですから、早晩、非常事態宣言を出してすべてをロックダウンせざるを得なくなりそうな状況。

結局、GoToキャンペーンの成果と相殺して、さらに大きな経済損失を出すだけに終わることが危惧されます。

Next: 次期衆院選で自公政権決定的敗北のアノマリーも

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