[本日の想定レンジ]
30日のNYダウは790.33ドル高の49652.14ドル、ナスダック総合指数は219.07pt高の24892.31pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比300円高の59830円だった。本日は、前日の米国株の上昇などを映して買い戻しの動きが優勢となることが予想される。前日は中東情勢の緊迫化や原油高が嫌気され、日経平均は大幅に続落した。ローソク足はマドを空けて陰線を形成した。下ヒゲを伸ばし、下向きに転じた5日移動平均線(59719円)を下回って引けた。25日移動平均線(56483円)との乖離(かいり)率は4.96%まで縮まり、過熱ラインの5%を割り込み過熱感の解消が進んだ形だ。前日の米国市場は、市場予想を上回る決算を発表した米建機大手キャタピラーが一時10%超上昇するなど好決算を発表した銘柄に買いが入った。また、米原油価格が下落したほか、3月の米個人消費支出(PCE)物価指数など堅調な経済指標も相場を支える要因になったようだ。本日の東京市場は、前日の下げの反動や、米国株の上伸などを背景に買い戻しの動きが先行するだろう。ナイトセッションの日経225先物も一時59900円目前まで上昇するなど戻り歩調を強めたことも支援材料になるだろう。ただ、中東情勢の先行き不透明さは変わっていないうえ、あすから東京市場は大型連休に入るため、米国やイラン動向が気がかりなだけに、上値を積極的に買い進む動きにはつながりにくいと思われ、買いが一巡した後は様子見ムードが強まるかもしれない。ただ、好決算を発表した米アップルや米半導体メーカーのサンディスクが時間外取引で軟調に推移しており、東京市場でも関連銘柄にはネガティブに働く可能性があり、注意が必要だろう。また、為替市場で急速に円高が進んでいるが、大型連休中に追加の為替介入のような動きが出てくる可能性もあるのではないかという警戒感も相場の上値を圧迫する要因になりそうだ。上値メドは、心理的節目の60000円や4月27日の高値の60903円、心理的な節目の61000円、下値メドは、4月23日の安値(58621円)や心理的な節目の58000円、57000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限60000円-下限59300円
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む