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先物主導の乱高下相場を作り出すCTA「1枚アルゴ」の特徴=街

極めてボラタイルな市場、最近のクセと傾向は?

いずれにしても大きく動かしたいファンドによる先物売買が中心ですから、以前にも指摘した通り、上へも下へも大きく値動きが増幅しやすくなっています。

激しく乱高下する市場では、資産作りを目的とした中長期の投資には十分な注意が必要です。

最近の傾向では、動き出すと数日間は同じ方向に向かい、TOPIXベースで1,200〜1,400のレンジで上下動を繰り返しています。

当面は主要企業の業績予想でサプライズとなる発表や大きな政策変更がない限りこのレンジが続きそうな雰囲気ですし、これを超えて売買されるほどの材料は何だろう?と考えている次第です。

このレベルで安定している限り、また国内の景気動向にも大きな変化が見えない限り、来週の日銀会合に余計な期待を持ってもいけないと感じます。

【関連】トレーダーの利益の源泉~効率的市場仮説の「つけ入る隙」を考える=田渕直也

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億の近道』(2016年4月21日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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