コロナ以外の病気で医療機関の世話にならない、徹底した健康管理の励行
もうひとつ、この夏に我々が強く意識しなくてはならないのが、コロナ感染以外の病気で医療機関のお世話にならないよう、厳重な体調管理をすべきであるということです。
ここ10年近い都市部の夏場の猛暑では、熱中症で病院に搬送される方が非常に増えていますが、とにかくこうした状況に陥らない自助努力が必要です。
高齢者だと、とかくエアコンがもったいないと言って利用しないケースも多いようです。しかし、今年の五輪の人体実験期に限っては、とにかく病気にならない自助努力が必要不可欠です。
水分補給も同様で、つまらないことでは死なないという覚悟が重要です。コロナの感染爆発ともなれば、東京周辺の医療崩壊は現実のものとなり、コロナ以外の病気になっても搬送される先もないままに、不慮の死に直面しかねない状況です。これも実に当たり前の話ではありますが、相当意識していかなくてはなりません。
人の言うことを信用しない、すべては自分の頭で考えて判断すべし
このコロナの国内感染がはじまってから、すでに1年半もの時間が経過しています。
専門家の話ひとつとっても、いったい何が本当で、何が嘘なのか、まったく正確に理解することができないまま、今日に至っているのが現状です。
横丁の長屋のだれそれがこう言ったとか言わないとかいう話や、落語の与太話ならば面白いのでしょうが、真偽のほどがわからない以上、うかつに信用するのは禁物です。
とくに、足もとではワクチン接種をめぐって賛否両論が渦巻いている様子。自衛隊の集団接種会場も、64才以下まで対象を広げても、若者がかなり懐疑的でうまく接種希望者が集まらない状況が続いているといいます。
まあ、これだけウソにまみれた菅政権の場当たり対応を見ていれば、ワクチン接種などに信頼がおけないのは当たり前の話ともいえそうです。
しかし、もうこうなると接種を受けるも受けないも、ご本人がしっかり考えて判断すべき状況です。苦しくても難しくても、とにかく個々人が自分の頭で考えて、後悔しない結論を出すことが重要です。