選挙で国は確実に変わるのは実証されている。国を変えたければ、別に暴動やクーデターやテロを起こさなくてもいい。権力者に賄賂を払わなくてもいい。私たちは国を変えるための手段を与えられている。それが選挙に行って、重い一票を投じるということなのだ。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)
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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している。
日本のために立ち上がってくれる政治家に入れ替える
日本の野党は売国と反日の政党ばかりであり、だからこそ日本の政治は中国・韓国・北朝鮮に弱腰に終始しているのだと言える。自民党も私から見ると保守中道でも何でもなく、ただのリベラル政党である。
自民党が本当の保守政党であるならば、もうとっくの前に日本はアメリカから自主独立しているはずだし、改憲して自衛隊は日本軍になっているはずだし、中国・韓国・北朝鮮に対しては外交でやられたらやり返しているはずだし、日本共産党は消滅しているはずだ。
そうなっていないということは、自民党は「本当の保守政党」ではなかったということでもある。そもそも、自民党が本物であれば、中国・韓国・北朝鮮が傲慢に振る舞うのを許していない
2015年の日韓合意をまとめたのは当時外相だった岸田文雄氏だが、この日韓合意もひらすら反故にされてしまっている。にも関わらず、まとめた岸田文雄はまったく韓国に対して批判の言葉を浴びせたことはない。
日本の議員の弱腰にイライラしている人も多いはずだ。なぜ、日本の政治家はもっと強く出ないのかと歯がゆい思いをしている人も多いはずだ。この現状を変えるにはどうしたらいいのか。
合法的で確実な方法がある。選挙のたびに「弱腰の政治家を排除し、日本のために立ち上がってくれる政治家に入れ替える」のである。
選挙で、弱腰の政治家、売国の政治家、反日の政治家を排除する。選挙で、政治家を淘汰していく。選挙で、日本のためになる政治家を登場させる。日本を変えるのに、これほど合理的で効果的なやり方は他にない。日本人は、日本を変えようと思ったら一瞬で変えられるのである。
「どうせ誰に入れても同じ」という冷めた気持ち
日本の投票率は50%を切ることが多い。場合によっては40%台のこともある。半分の国民は選挙にいかない。
なぜ、選挙に行かないのか。以前、東京都選挙管理委員会事務所がまとめた資料によると、人々が選挙に行かない理由として以下のものが挙げられていた。
「仕事が忙しく、時間がなかったから」
「適当な候補者がいなかったから」
「病気、または体調が悪かったから」
「選挙によって政治や暮らしが良くなるわけでないから」
「候補者の人柄や政策が分からなかったから」
「自分一人が投票しなくても選挙の結果に影響はないから」
「政治や選挙に関心がないから」
「投票所へ行くのが面倒だったから」
「旅行に出かけていたから」
「投票日を忘れていたから」
「投票所が遠かったから」
「その他」
「分からない、忘れた」
「仕事が忙しくて時間がなかった」「適当な候補者がいなかったから」という理由だけで約6割を占めているのだが、この2つの理由は「どうせ誰に入れても同じ」という冷めた気持ちがあるからではないか。
「どうせ誰に入れても同じだ。仕事も忙しいから選挙は棄権しよう」
「どうせ誰に入れても同じだ。適当な候補者もいなさそうだ」
後に続く「選挙によって政治や暮らしが良くなるわけでない」「自分一人が投票しなくても選挙の結果に影響はない」というのも、やはり「どうせ誰に入れても同じ」という諦観のようなあきらめのような気持ちがこもっている。