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日本郵政株は今すぐ手放せ。政府の大量売却で株価上昇は望み薄、配当にも期待できぬ理由=栫井駿介

配当落ちで株価が下がり、減配の可能性もある

さらには株を持ち続ける限りは、保有期間における株価変動リスクを負うことになります。

長期で見た時に、金利の上昇を除いてはそうそう株価は上がりにくく、確かに割安ではありますが、一方で業績がかなり厳しいですから、買いたい投資家はそう多くないのではないかと思います。

見どころといえばやはり配当だけというところになってきて、万が一業績悪化などによって減配があるとしたら、さらなる株価の下落というのをを想定しておかなければならないかと思います。

このように、日本郵政の株は持っていてもあまり良いことはないというのが私の結論です。 もし売り出しで買われた方がいらっしゃいましたら、速やかに売却することをおすすめします。

そして、もっと成長性の見込める良い企業に投資するというのが、確立の高い方法だと思います。

(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)


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image by:Osugi / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2021年11月1日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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