科学的根拠のない場当たり的な岸田政権
このメルマガを書いているのは1月13日(木)である。10日の月曜日(祝日)に羽田に到着し、羽田空港に隣接するホテルで6日間隔離生活をしている。私が隔離生活をしていると聞きつけた日本人の友人が、WhatsApp(※編注:メッセンジャーアプリ)で「監獄生活はどうですか?」とご機嫌伺いをしてきた。
インターネットを見てみると、日本の水際対策について、散々な意見が並んでいる。
例えば1月11日(火)に到着した方は、なんで、こんなに空港で多くの紙を提出させるのかという、誰でも不思議に思うことを書いている。到着からホテルまで連れて行かれる行程で関わっている人の数がすごい。ホテルに到着するまで、どこに連れて行かれるか教えてもらえない。医療従事者に対しては、濃厚接触者でも毎日検査をすることで、陰性であれば、普通の生活ができているのに、帰国者は陰性が何度続いても14日隔離という矛盾、科学的な根拠のなさ……などなど、場当たり的な政府の対応、長期的な視点のない政策の変更について、かなり不満が出てきている。
今年の参院選では自民党が大勝して岸田政権が長期政権になると主要メデイアが報道しているのと、この国民のポリシーのないコロナ対策への不満が、なぜ両立しているのか。それが私にはよくわからない。
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『房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」』(2022年1月14日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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世界の金融市場・投資業界で活躍する日本人投資家、房広治による、ブログには書けないお金儲けの話や資本市場に通用するビジネスマン・社長のあるべき姿などを、余すことなく書きます。