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中国政府系金融機関の「国家隊」、株式相場下支えの役割を縮小へ

本土大引け:小幅続伸、4.7兆元規模の公共インフラ投資計画が支え(11日)

11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。終値は前日比0.16%高の2837.04ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3930億8300万元。

上海総合指数は続伸スタート後、前日終値付近でもみ合う方向感に欠ける展開。小幅にプラス圏で取引を終えた。国家発展改革委員会と交通部が鉄道や水利、空港など2016-18年で総額4兆7000億元規模の公共インフラ投資計画を明かしたことを好感する買いが優勢だった。前日の米株高や原油先物相場の反発も投資家心理の改善につながった。

一方、国営新華社傘下の『経済参考報』が11日、株式市場の健全で持続的な成長のためには、中国証券金融など中国政府系資金の「国家隊」が短期的売買を頻繁に行うことを控えるべきとの論評記事を伝えた。記事を受け、「国家隊」による相場下支え期待が後退し、マイナス圏に沈む場面も見られた。

上海総合指数 日足(5/11時点)(SBI証券提供)

上海総合指数 日足(5/11時点)(SBI証券提供)

A株市場では、金融株の中国工商銀行(601398)、中国人寿保険(601628)が買われ、相場を支えた。中国交通建設(601800)、中国鉄建(601186)など公共インフラ関連株も高い。航空株の中国国際航空(601111)も買われた。一方、証券株の海通証券(600837)、光大証券(601788)が軟調。上海電気集団(601727)も売られた。

上海B株指数は1.23%安の354.17ポイントと6営業日続落、深センB株指数は0.30%安の1062.33ポイントと反落した。

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【DZH】中国株マーケット&ニュース』(2016年5月11日号)より一部抜粋
※チャートと太字はMONEY VOICE編集部による

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