野党の主力部隊「労働組合」も骨抜きに
また「春闘」で登場する「労働組合」は戦後55年体制下での野党の主力部隊そのものです。平均2%超の賃上げ提示があれば、妥協だってしちゃいます。
今回の参院選でも労働組合からの候補者が居ました。しかし結果は今一つだったようです。これが昔ながらの野党が骨抜きにされた結果だとすれば、賃金面でも「もはや戦後ではない」と言えるのかもしれません。
同時に、「そりゃユーチューバーの方が響くよなぁ」とも感じる次第です。
そういえば、かつて勤めた複数の大企業(系)でも、労働組合の「専従」者は、後に人事や企画部門の幹部になる人が多かったことを思い出します。
「企業官僚」という言葉が有るのか
まとめ
・「賃金が上がらない」という割に「春闘って何時も景気良い値だった」気もして
・毎月勤労統計と「春闘」との差を改めて並べると、違いの大きさを痛感します
・「労働組合」って戦後骨抜きにされ続けてきただけかも、とも
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『徒然なる古今東西』(2022年7月13日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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