大家さんが「外国人を住ませたくない」理由ナンバー1
圧倒的な理由、それは…
『なんとなく不安』
大家さんは貸したことがないので、ただただ不安なだけなんです。
不安を払拭するには?
『「定期借家契約」を利用して、「お試し」で貸してみる方法も』
定期借家とは、3ヶ月や6ヶ月や1年など期限を決めて貸す契約です。通常の賃貸と違うのは、契約を更新しなくてもよいということです。つまり、3ヶ月お試しで住んでもらって、問題がなければ更新するけど、問題があったら追い出せるという利点があります。
著者はこの契約を使って、まずなんとなくの不安を払拭してはどうかと提案しています。
外国人に貸すときのチェックポイント
著者は、下記をチェックすることを推奨しています。
『身元確認はパスポートと在留カード』
(支払い能力は)『就労資格の有無』『給料支払明細書』『確定申告の写し』
(留学生など働かない人は)『「預金通帳」での月々の記載残高、銀行が発行する「送金明細書」』
きわめて実践的な内容です。本文中にはもう少し詳しく書かれていています。
こういう外国人は要注意!
著者が挙げる、注意すべき人の特徴はこんな感じです。これは外国人に限らず日本人も同じかもしれません。
『せっかちな人』
『時間にあまりにもルーズな人』
『言葉が乱暴な人』
『自己主張が強すぎる人』
日本人にしても外国人にしても、大家さんや不動産屋さんと借り主さんとの間で丁寧にしっかりと真面目にコミュニケーションがとれない人はダメだということですね。
外国人向け賃貸はじめてみようかなと思ったら
『スタートは留学生がおすすめ』
『なぜなら、さまざまな外国人入居者のなかで「留学生」は比較的扱いが簡単だからです』
『なお、留学生の入居者を受け入れるにあたっては、(公財)日本国際教育支援協会の「留学生住宅総合補償」を利用してもいいと思います。』