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米雇用統計が為替介入「3回目」のきっかけに?パウエル発言から読み解く今後のドル円相場とトレード戦略=ゆきママ

今夜の想定は1ドル=146.50〜149.00円

トレード戦略としては、非農業部門雇用者数が予想を下回り、平均時給が予想よりも強めの数字となった場合、どうしてもヘッドラインの雇用者数の数字に強く反応しますから、落ちてくれば147円台半ばから押し目買いでしょうか。

逆に雇用者数が上回っても、平均時給が予想並か弱めだった場合、上値の重さを嫌気してズルズル落ちてくる可能性が高いですから、その場合はスルーです。149.20円レベルに損切りを置いて、148円台半ばから売ってみるのはありです。

もっとも、米国と日本、主要国の政策スタンスの違いから、ドル買い円売りの動きが根底にありますので、基本的にはロング・押し目買いを狙っていくべきだと考えています。

したがって、介入への警戒感によって148.50〜150.00円レベルはかなり上値が重たくなっていることを踏まえ、押し目を狙えるチャンスがないのであれば、無理をしないで様子見するのがベターではあります。

勝てるタイミングのみ、平均時給の数字が維持されているのを確認した上で、下がれば146.00~147.50円レベルを押し目としてエントリーするのが今夜の推奨戦略となります。

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image by:GaudiLab / Shutterstock.com
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2022年11月7日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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