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米雇用統計が為替介入「3回目」のきっかけに?パウエル発言から読み解く今後のドル円相場とトレード戦略=ゆきママ

雇用市場にやや変化も感じられる

それでは、先に発表されている雇用指標の数字を見ながら、今日の展望を考えていきましょう。

雇用指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

雇用指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

全体的にはまずまずの数字が並んでいます。新規失業保険申請件数については誤差の範囲でしょう。歴史的な低水準は続いています。

気になるISM非製造業の雇用指数の下振れについては、前月が6ヶ月ぶりの高水準となったことの反動もありますが、一部では景気見通しの不透明感から、一部企業では採用を控えているとの話もあります。

求人件数などが高水準を維持する一方で、これまでのように何がなんでも採用しようという状況からは、やや変化の兆しも見受けられるといったところでしょう。

悪い数字が出そうというほどでもありませんが、強い数字もあまり期待できないといったところでしょうか。事前予想値としては非農業部門雇用者数が+20.0万人増、平均時給が前月比+0.3%・前年比+4.7%となっています。

弱い数字に要警戒。調整の幅が大きくなる

強めの数字、特に平均時給が上振れればドル円は一段高となりそうですが、弱い数字が出てしまうとインフレ後退・利上げ減速意識で上値は一層重くなりそうです。

全体的に弱い数字が出ると調整が大きくなる可能性は十分ですから、警戒しておきましょう。

ドル円チャート(日足)

ドル円チャート(日足)

非農業部門雇用者数は+10万人以下にでもならなければ問題はないように思います。それ以上に平均時給が引き続き強い伸びを示せるかどうかが重要で、前月比+0.2〜0.3%、前年比+4.5〜4.7%以上の数字に落ち着くことがドル円を押し目買いできる判断基準といったところでしょうか。

145円台は為替介入でも割れなかった水準なので、多少数字が弱い程度ならここまで下がることはないでしょう。非農業部門雇用者数や平均時給がマイナスとなった場合は、その限りではないので注意したい。

Next: 今夜のトレード戦略は?1ドル=146.50〜149.00円を想定

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