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今夜の米雇用統計が2023年ドル円相場を左右する。発表前後に有効なトレード戦略は?ギャンブルするならショートか戻り売り!=ゆきママ

今夜の想定は1ドル=130.50〜135.00円

想定通りNFP、平均時給が共に予想を下回れば数字次第ですが131円台ぐらいまでは落ちやすいでしょう。その下からは数字がよほど下振れしてないと難しいでしょうが、ギャンブルショートは2円幅ぐらいは期待のできるトレードです。

また、NFPが強めで平均時給が予想を下回った場合、初動は上値を伸ばすでしょうが、膠着性の高い賃金インフレ後退との見方で全戻し(発表前のレート水準に戻す)の反落もありそうですから、こうなれば135.00円ラインを背に売っていく戻り売り戦略も可能です。

というわけで、今日の戦略としては事前にポジションを持つギャンブルなら直前のレートを見ながらショートで、強い数字が出た場合は即損切り。

数字を見てからの場合は、NFPが強めで平均時給が弱めなら、天井を確認した上で134.40〜134.80円レベルで135.00円ラインを背に売っていくイメージです。

NFP、平均時給が共に強めだった場合は、少し悩ましいですね。初動で134.00円レベルで買えるなら良いでしょうが、135.00円レベルで伸び悩むなら突き抜けは厳しいでしょうし、逆に反落リスクまでありますから、あまり引っ張らないようにして撤退したいですね。数字にもよりますが、135.00円に近い水準からの高値掴みはリスクが高そうなので避けたほうが無難です。

以上、2023年の相場展望から雇用統計のトレード戦略でした。今年は荒れた相場になりそうですから、思い込みは避けて柔軟に対応していただければと思います。また、チャンスのありそうなタイミングだけトレードしてしっかり稼いでいきましょう。

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image by:metamorworks / Shutterstock.com
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2023年1月6日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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