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トランプ氏の逮捕は近い?選挙資金不足で戦う苦肉の策「同情票狙い」で米大統領に返り咲きか=浜田和幸

2024年に実施される米大統領選で再選を目指すトランプ氏ですが、ここに来て選挙資金が急速に底をつき始めて自暴自棄になっているようです。形勢逆転の秘策は、なんと逮捕?イーロン・マスク氏も「刑務所に送り込まれれば、トランプ氏への同情票が得られるので、再選は間違いない」とまで発言しています。(「 浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』 浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』 」浜田和幸)

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※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2023年3月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

トランプ氏が「金欠」で自暴自棄になっている?

トランプ前大統領は破れかぶれになってきました。

2022年の年頭、彼の選挙資金は1億ドルを優に超えていましたが、2023年の1月には2,500万ドルにまで減少。

アメリカでは連邦選挙委員会に4半期ごとに手持ちの選挙資金を報告する義務があります。

この3月31日には次の期限が来るというわけで、トランプ陣営では必死で募金活動に力を入れているようです。

トランプ氏の募金サイトを見ると、「2024年の再選のために1人3,300ドルまでの募金をお願いします」と記載されています。

しかし、支持者からの反応は今ひとつ盛り上がりが見られません。

苦肉の策でしょうが、「ドナルドを自由にするための金の延べ棒」キャンペーンを始めた模様です。

1本100ドルで大売出しを始めています。

これまではトランプ支持の集会ではMAGA(Make America Great Again)のロゴ入りのTシャツや帽子が飛ぶように売れていました。

ところが、このところ集会への参加者も激減しており、トランプグッズも売れ残りが目立つばかりです。

逆転の秘策は「逮捕」?

何とか形勢逆転を狙っているようで、得意のツイッターで「バイデン政権によるでっち上げで、もうじき自分は逮捕、拘束されるかも知れない。そうなれば、アメリカは終わりだ。皆で立ち上がって、自分もアメリカも救って欲しい」と訴えています。

ツイッターを買収したイーロン・マスク氏は「話題になって、なんぼ」との思いが強いせいか、ここぞとばかり、トランプ氏にエールを送っています。

マスク氏によれば、「刑務所に送り込まれれば、トランプ氏への同情票が得られるので、再選は間違いない」とのこと。

Next: 品性を失ったアメリカの選挙、トランプ氏の再選は絶望的?

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