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西野亮廣が語る「次の時代を作る人の条件」

AIやWeb3が世間では大きく取り沙汰され、次の時代の大波がまさにやって来ようとしていますが、『西野亮廣エンタメ研究所』では、すでに1年前に、この時代を乗り切れる人の絶対条件を公開していました。『 西野亮廣エンタメ研究所 西野亮廣エンタメ研究所 』西野亮廣)

※本記事は有料メルマガ『西野亮廣エンタメ研究所』2022年5月31日号の一部抜粋です。西野亮廣さんが考えていることを、現在進行形で毎日配信する『西野亮廣エンタメ研究所』に興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月分無料のお試し購読をどうぞ。

次の時代を作る人の条件

おはようございます。

お遊戯会の収録に参加してくれた子供達から「西野さんって小学校に行ってたの?」と質問されたので、「僕の時代は小学校とか無かったんだよ」という何の生産性もない嘘をついたキングコング西野です。

さて。

今日は『次の時代を作る人の条件』というテーマでお話ししたいと思います。

良いタイミングと良い場所とは

昨夜はサロンメンバーさんが経営されている温泉宿『仙景』で、クリエイティブキャンプがありました。

昼間は各々の部屋で仕事をして、夕方18時(食事会員)から皆で合流し、そこからサービス設計の話やらチームビルディングの話やらアレやコレやと話すこと6時間っ!
#話が尽きないにも程がある

それぞれの分野で踏ん張っている皆さんのお姿に、とても大きな刺激をいただきました。
ありがとうございました!
#またやろうっと

そんなクリエイティブキャンプの中で、ちょっと面白い話が上がったので、共有させていただきます。

忙しい方の為に先に結論から言っちゃうと、「勝ちきるには、良いタイミングで、良い場所にいること。そして、それを自覚することが大事だよね」といったところ。

それでは本題です。

時代と自覚を掴む

僕は歴史(人類史)が好きで、関連する本をあれやこれやと読み漁っているのですが、人類史を知れば知るほど、時間や場所を飛び越えて、人間が同じことを繰り返していることが分かります。

「祭り」や「お金」の歴史なんて本当に面白くて、どこか一箇所で生まれたものが世界に拡がったわけではなくて、同時多発的に“違った形”で生まれて、スッタモンダがあり、シッチャカメッチャカになって、今に至ります。

「祭り」や「お金」が生まれた場所には、「祭りが生まれる条件」や、「お金が生まれる条件」があり、生まれるべくして生まれています。

「ああ、確かに、そりゃココで『お金』が生まれるわな」といった。

時代を獲ったスターも同様、「タイミング」と「場所」といった“条件”がスターを生んでいます。

「タイミング」や「場所」に比べると、「才能」はそれほど重要ではありません。
#比べるとね

身近な例を出すと、「明石家さんま」や「笑福亭鶴瓶」や「カジサック」や「オリラジ中田」などなど。

もちろん彼らが才能や努力を持ち合わせていたことは言うまでもありませんが、あと5年早く生まれていたら、今と違った結果になっていたでしょう。

僕はカジサックやオリラジ中田君と同じ世代なのですが、僕らがあと5年早く生まれていたら「テレビと心中」という道を選んでいたと思います。

そして、「いやいや、どうやら心中できないぞ!」ということを40代後半で気づく…おそらくこのパターン。

さて。

さっきから繰り返している「良いタイミング」と「良い場所」とは一体何か?

ここでいう「タイミング」というのは「自分の仕上がり具合」のことで、

「場所」というのは「時代」のことを指しています。

「良い感じに仕上がってきたタイミングで、たまたま、時代の変わり目に立っている」というのが時代を獲る人間の条件です。

認知を獲得し、トークスキルもそこそこ仕上がったタイミングで、YouTubeの波に乗ったのがカジサックであり、中田君です。

活動の場を劇場からテレビに移した明石家さんまサンや笑福亭鶴瓶師匠も同様。

ポイントは「自覚的である」ということ。

いいタイミングで、いい場所にいた人は、カジサックや中田君の他にもたくさんいたハズなのに、他の芸人は舵を切ることができませんでした。

自分の仕上がり具合を見て、「この身体を、あそこに持っていけばいけるじゃん」という判断ができなかったわけですね。

新しい時代の風を掴損ねる人の2つの共通点

「新しい時代の風を掴み損ねる人の共通点」は二つ。
一つ目は今言った「自覚が低かった(知識が無かった)」。

そして、二つ目は(これが面白い)…

「業界No.1」

です。

これも人類史が証明していることですが、時代の変わり目に業界No.1になっていたら(身体が仕上がりきっていたら)、基本的には次の波に乗り移ることができません。

「業界No.1」は今ある波にしがみつき、顧客が求める性能をとうに超えているのにも関わらず、まだまだ性能向上に努め(これを「過剰性能」と呼びます)、そうこうしている間に次の波に飲まれます。
#イノベーションのジレンマ

そんなこんなで本日の西野亮廣が何が言いたいかというと…

今は明らかに時代の変わり目です。

「Web3」という言葉を耳にする機会も珍しくなくなってきました。

まずは「この場所に立てている僕らは死ぬほど恵まれている」ということを自覚しなければなりません。

こればっかりは努力では手に入れることができないので。

そして、もう一点。

「今の業界で、そこそこ頑張ってるけど、なんか、突き抜けきってねぇなぁ…」とグツグツしている、そこのあんた!!

それでいいんだよっ!
それがいいんだよっっ!

突き抜けきっていたら、次の波に乗れないからっ!!
今、あんたは、メチャクチャいいタイミングで、メチャクチャいい場所にいるんだよっ!!
#突然どうした?

…すみません。取り乱してしまいました。

Web3の道徳(戦い方)は後日お伝えしますが、今日は「この波を逃しちゃダメだよ。波に乗れる条件をあなたは(たまたま)持っているんだよ」とだけお伝えして、お開きにさせていただきます。

今日のところは「よく分からないけど…なんか私ったら、良いタイミングで、良い場所にいるらしいわ」ということだけ頭に入れておいてください。

現場からは以上です。

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西野亮廣エンタメ研究所 西野亮廣エンタメ研究所 』(2022年5月31日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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