経営危機に?フジテレビの現在の経営状況について解説
ここでは、フジテレビが経営危機に陥ってしまう可能性があるのか業績の面から見ていきましょう。
今回の中居正広氏の問題で、フジテレビが潰れてしまうのかについても解説します。
<競合他社との売上比較>
ここでは、フジテレビと競合他社との売上を比較してみましょう。
以下の表は、直近の売上の推移をまとめたものです。
2015年 | 2024年 | |
フジテレビ | 6,400億円 | 5,600億円 |
日本テレビ | 3,600億円 | 4,200億円 |
TBS | 3,400億円 | 3,900億円 |
テレビ朝日 | 2,700億円 | 3,000億円 |
テレビ東京 | 1,200億円 | 1,480億円 |
各社売上高を伸ばしている中、フジテレビだけが売上を落としています。
また今回不祥事を起こしてしまったため、来年さらに売上を下げる可能性がありそうです。
フジテレビは潰れてしまうのか
中居正広氏の不祥事があったので、現在フジテレビのスポンサーがほとんど離れてしまっている状態です。
そのため、「フジテレビは潰れてしまうのでは?」と巷では囁かれています。
ですがフジテレビの経営を見ると、現状そこまで悪い状況ではありません。
営業利益を見てみましょう。
営業利益を競合他社と比較したものを表でまとめます。
2015年 | 2024年 | |
フジテレビ | 250億円 | 330億円 |
日本テレビ | 420億円 | 420億円 |
TBS | 150億円 | 150億円 |
テレビ朝日 | 150億円 | 120億円 |
テレビ東京 | 50億円 | 90億円 |
これを見るとフジテレビの売上は下がっていますが、利益は残っていて経営はうまくされています。
また、途中で波はありますが10年の中で利益を増やしているのはフジテレビとテレビ東京だけです。
あくまでも1つの面からの話ではありますが、うまく経営されていることからもフジテレビがすぐに潰れてしまうことはなさそうです。
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