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バフェット「日本の商社株を買い増し」は本当か?最新『株主への手紙』から長期投資家が読み解くべきこと=栫井駿介

<バフェットから株主への手紙2024で強調されていたこと>

今回のアニュアルレポートのなかで、バフェットの後継者であるグレッグが株主への手紙を書く日も遠くないことが強調されていました。

また、8章の「オマハでの株主総会」の中でも、株主総会の質疑応答にバフェットとグレックで答えていくことについて言及しています。

バフェット自身も94歳なのでいつ引退になるのかわかりませんが、徐々に権限を委譲していくことが今回の株主への手紙で読み取れます

株主としては、今後もバフェットの投資に期待したいところですがどう動いていくのかはわかりません。

仮にバフェットの後継者であるグレックが、バフェットの方針を聞いて引き続き投資したとしてもバフェットの意向は少なからず薄れてくるでしょう。

やはりバフェットが動いたから投資するのではなく、自分で考えて投資することが大事です。

まとめ

今回のバフェットから株主への手紙では、かなり示唆的な話がありました。

なかでも、日本の5大商社株を買い増すのかは、つばめ投資顧問の見解としては不確実性が高いと見ています。

また、バフェットは資産を現金で保有しておくより、優良企業に投資しておくのがおすすめであることをはっきりと言及していました。

他にも、バフェットはこれまで多くの失敗している経験から、大事なのは修正してやり直すことだとも言っています。

これらもまさに、長期投資の真髄ではないかと思います。

今回のバフェットから株主への手紙で、みなさまがさらに投資について考えるきっかけになりましたら幸いです。


(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)


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image by: Kent Sievers / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2025年2月28日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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