コナミグループ<9766>
サッカーゲーム「eFootball」が24年10月時点で世界累計8億ダウンロードを超えるなど既存の運営型ゲームが絶好調。24年10月に発売した家庭用ホラーゲーム「SILENT HILL 2」のリメーク版も1月に累計出荷本数200万本を超え、当初の販売計画を大きく上回っている。
1月31日に発表した今期3Qの連結純利益は42%増の631億円、売上高は23%増の3,108億円だった。いずれも同期間として過去最高。25年3月期は、売上高が前期比14.3%増の4,120億円、営業利益は同24.6%増の1,000億円、純利益は同18.3%増の700億円を見込んでいるが、3Q時点の進捗率は営業利益で86.7%、純利益で90.1%に達しており、最終着地は上ブレ必至。過去最高益を更新する。

コナミグループ<9766> 日足(SBI証券提供)
株価は2月19日に上場来高値を更新。その後は調整含みながら、JPモルガン証券は11日、同社の目標株価を18,400円から22,800円に引き上げている。
CRI・ミドルウェア<3698>
グロース市場から1銘柄。映像・音声・ファイルシステム・音声認識などの分野でミドルウェアの開発・販売・サポートを手掛ける。コナミグループが販売するニンテンドースイッチ向け「ときめきメモリアル」シリーズでは、同社の統合型サウンドミドルウェアが採用されている。
国内は値上げが浸透しているうえ、営業強化が奏功して中国など海外での販売が上向く。組み込み系はカラオケ機器向けや車載向けが伸びる。
25年9月期は、売上高が前期比6.1%増の33.6億円、営業利益は同4.2%増の3.8億円、純利益は同2.5%増の3.1億円を見込んでいる。

CRI・ミドルウェア<3698> 日足(SBI証券提供)
株価は、2月半ばに一目均衡表の週足「雲」をクリアに上抜け。当面は、23年7月高値=1,224円が上値の目安となりやすい。 ※2025年3月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
※本記事は有料メルマガ『田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット』2025年3月14日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 ※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込1,100円)。
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『
田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
』(2025年3月14日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による