米12月耐久財受注速報は前月比-1.4%と、11月+5.4%から再びマイナスに落ち込んだものの、予想程減速しなかった。変動の激しい輸送用機器を除いた耐久財受注は前月比+0.9%となった。伸びは11月の+0.4%から鈍化予想に反して加速し、7月来で最高となった。航空機を除く非国防資本財の受注は前月比+0.6%と、予想を上回る伸びとなり、企業の設備投資が加速したことを示唆した。11月分も速報の+0.4%から+0.8%へ上方修正された。
また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財の出荷は前月比+0.9%と、やはり予想を上回り、昨年9月来で最大の伸びとなった。10-12月期のGDPの成長にプラスに寄与した可能性が示唆された。
アトランタ連銀の1-3月期GDP予想は3.589%増。政府機関閉鎖が影響し、5%超増から減速しつつある。連邦準備制度理事会(FRB)スタッフはGDP予想で2028年まで潜在的な成長を上回ると想定。FRBが公表した1月27日、28日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、ほとんどの当局者がインフレが2%以上で下げ止まるリスクを想定、また、インフレ進行において目標達成が遅れる、または、まちまちとなると予想している。さらに、数人の参加者は、インフレが高止まりする中での利下げがFRBの2%目標達成を未達とさせ、潜在的に高インフレを定着させると警告。労働市場での下方リスクが後退する中、数人の参加者は金利のガイダンスにおいて、利上げの可能性も含め、両サイドのガイダンスにオープンとするなど、利下げが遠のく可能性が示唆された。トランプ大統領がFRB議長に指名したウォーシュ氏は追加利下げを実行するうえで、FOMCメンバーの説得で困難に直面することになる。
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