■NY株式:米国株式市場はまちまち、ハイテクが支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は152.87ドル安の49499.27ドル、ナスダックは222.14ポイント高の25114.45で取引を終了した。
イランが和平に向け新提案をパキスタンに提示したとの報で、合意期待に寄り付き後、上昇。原油価格の下落や携帯端末アップル(AAPL)決算を好感し、相場は中盤にかけ、堅調に推移した。その後、トランプ大統領が満足いく内容ではなく、合意するかどうかわからないと否定的な見解を示すと、ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテク決算を好感した買いに、堅調推移を維持し連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器、ソフトウエア・サービスが上昇、エネルギーが下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で、売上高成長率見通しが予想を上回り、メモリーコスト拡大への懸念を相殺し、買われた。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)は四半期決算で、調整後の1株当たり利益が予想を上回り、2026年通期の業績見通しを引き上げ、さらに、業務再編で追加従業員削減計画を発表し、上昇。フラッシュメモリ半導体メーカーの、サンディスク(SNDK)は、第4四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回り、上昇。
メディアのパラマウント・スカイダンス(PSKY)はアナリストが同社のワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を評価し、投資判断を2段階引き上げ、上昇。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)、エネルギー会社のシェブロン(CVX)は四半期決算でイラン戦争による原油高が奏功し内容が予想を上回ったが、生産が低迷したほか、原油安でそれぞれ下落。
定期航空便サービス提供のスピリット・アビエーション・ホールディングスは、政府の支援を巡る協議がまとまらず現地時間2日にも閉鎖準備と報じられた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米イラン和平合意期待後退、原油下げ止まる、ドルは安値から反発
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円34銭まで弱含んだのち、157円12銭まで上昇し、157円03銭で引けた。イランが戦争終結するための新提案を提示との報道で米との合意期待に原油価格が下落したほか、米4月ISM製造業景況指数が予想を下回り、金利低下に連れドル売りが優勢となった。その後、トランプ大統領がイランの提案に不満を表明したため合意期待感の後退で、ドル売りも後退した。
ユーロ・ドルは1.1785ドルへ上昇後、1.1716ドルまで下落し、1.1717ドルで引けた。トランプ大統領が欧州連合(EU)自動車に対する輸入関税率引き上げを発表し、ユーロ売りが強まった。ユーロ・円は183円76銭へ下落後、184円44銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3658ドルへ上昇後、1.3569ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7779フランへ下落後、0.7821フランまで上昇した。
■NY原油:続落、一時100ドルを下回る
1日のNY原油先物6月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-3.13ドル(-2.98%)の101.94ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは99.30-106.65ドル。一時100ドルを下回ったが、戦闘終結に向けてイラン側が提示したプランについてトランプ米大統領は同意できないとの見解を伝えており、原油先物は反転した。通常取引終了後の時間外取引では102ドルを挟んだ水準で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.24ドル -0.22ドル(-0.41%)
モルガン・スタンレー(MS) 190.17ドル -0.42ドル(-0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)923.71ドル -0.06ドル(0.00%)
インテル(INTC) 99.62ドル +5.14ドル(+5.44%)
アップル(AAPL) 280.14ドル +8.79ドル(+3.23%)
アルファベット(GOOG) 383.22ドル +1.28ドル(+0.33%)
メタ(META) 608.75ドル -3.17ドル(-0.51%)
キャタピラー(CAT) 889.67ドル -0.44ドル(-0.04%)
アルコア(AA) 62.63ドル -1.16ドル(-1.81%)
ウォルマート(WMT) 131.60ドル -0.33ドル(-0.25%)
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