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アベノミクスの好循環を加速するための「格差是正・税制」=内閣官房参与 藤井聡

この様に、「格差是正・所得増進・経済成長」のために税制を見直すのは、世界的に一般的な動きなのです。

ついては、消費税の増税が少なくとも三年間延期された今、経済成長のための税制のあり方を考えることは、極めて合理的な姿勢なのではないかと筆者は考えます。

折りしも、消費税増税を重視していた「3党合意」におけるその3党の一角を占める民主党それ自身が消滅した今となっては、新しい視点から税制を考えていくことは時代の要請とも言えるでしょう。

政府が存在する以上、税制は必要不可欠。だとするなら、「適切な政府のあり方」を考えるために、「適切な税制のあり方」を考えることもまた必要不可欠なのです。

硬直的な発想ではなく、「国益を増進する」という一点を頑なに見据えつつ、

「柔軟な発想」

であらゆる可能性を探ることは、税制においても必要不可欠です。

本稿で述べた、アベノミクスを加速する「格差是正・税制」の発想を含めた柔軟な議論が、適正な税制議論に繋がらんことを、心から祈念したいと思います。

P.S. 柔軟な発想でアベノミクスを考えてみたい方は、是非、コチラを。
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P.S2.より長期的な視点から経済政策を考えてみたい方は是非、コチラを。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29411984

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