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いかにも日柄調整が足りない日経平均は本当に大底をつけたのか?=山崎和邦

日本経済はデフレになるのか?

以下は、早見雄二郎氏(株式評論家)の言い分の要約。

消費が悪くなってきた。デフレに走り出した。 かっぱ寿司は1皿100円を平日限定90円に。 フォルクスはアルコール飲み放題10分間100円のキャンペーン、1時間600円。 完全にデフレに走り出した。

マンションが売れなくなってきた。今までは不動産にはお金が回っていた。 6月末、銀行の不動産向け貸出残高は68兆3200億円。 総貸出の不動産向けの割合は14.7%で過去最高。7月首都圏のマンション販売は8カ月連続前年を下回る。 契約率は2カ月連続、好調・不調の基準となる70%割れ。販売価格は7月平均5656万円、前月比-297万円。 5月まで12カ月連続値上がりしてきたが、販売価格が天井を打った。20階建て以上のタワーマンションの爆買いが無くなってきた。 高層マンションの売れ行きが悪くなった。

円高、株安で資産効果が無くなった。海外の投資用で買っていた投資家が売りに回って
きた。経済が悪循環になってきた。

4-6月の企業業績は全32業種種のうち22業種で悪化、2009年4-6月以来。 通期+1.7%増益が-0.5%減益見通しになった。 7月以降の企業の想定為替レートは107円(平均)。現在は100円前後。 まだ7円の円高。更なる下方修正も?安倍さんの昨年の為替に対する発言(失言)、日銀のマイナス金利の導入が余計に良くなかった。

昨年1ドル125円の頃、安倍さんは「急激な円安は日本に良いことではない」と言った。「これ以上の円安は」と聞こえた。アメリカに言わせられたか。その日をもって円安は止まった。

バブル崩壊以降、一貫して「今後は永久にデフレである」と御託宣した長谷川慶太郎氏(経済評論家)はいま現在も、デフレが続くと断言している。 彼ほど多くを予言し、多くを外し、多くを的中させた人はない。デフレは個人にとって幸福なのだと説く。

彼の20年間の常套句は「デフレは売り手に地獄、買い手に天国」だが、それは今後もますます続くから良い時代が来る、と今でも言っている(『世界大激変 次なる経済基調が定まった』 長谷川慶太郎著/東洋経済新報社)。

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