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ズルズルと続く、いやらしい下げの終わり。日経平均の反発は本物だ(4/25)=橋本明男

日経平均が1万9000円の大台を回復、思ったよりも遥かに強く早い相場です。にもかかわらず今の投資家は、相場に耳を傾けず、どうでも良い憶測に耳を傾け過ぎているように思えます。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)

日経平均株価は終日、売り物を拾い上げ1万9000円の大台を回復

思ったより強く早い

小欄で解説した事ですが、昨日の日経平均は、私の相場観測法波動における第一の節目18895円の売り物を払いに来て伸びきれずに終わりました。しかし今日は、小安く寄り付いた後は終日、売り物を拾い上げて参りました。

日経平均の大引けは203円高の19079円、TOPIXは16.02ポイント高の1519.21ポイント、出来高は概算、19億5千万株で終わって参りました。

私は今週の日経平均の上限を19070円と考えておりましたので、今日それを突破して来た事は正直驚きです。思ったよりも遥かに強く、そして早い相場です。

先週までズルズルと続いたいやらしい下げが目に焼き付いている人には、まだ今日の日経平均や個別銘柄の動きの素晴らしさが分からないでしょう。

日経平均株価 15分足(SBI証券提供)

日経平均株価 15分足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

相場は相場に聴けとの格言がございますが、投資家は相場に耳を傾けずにどうでも良い憶測や弱気の解説に耳を傾け過ぎているように私には思えます。

北朝鮮の地政学リスク?そんなものあるはずがない。

フランスの政治リスク?仮にルペンが勝ったとしてもユーロ離脱は現実になるかどうかわからないし当分先の話、よって今はリスクにならず。

以上、今の市場が抱えているとされるリスクというものは、マスコミ評論家が勝手に作り上げたヨタ話と言っても過言ではないでしょう。

野村HD<8604>は昨日申し上げておいた節目688円、ドンピシャで終わって参りました。ならば今後はどうなるのか?一度皆様で考えて頂きたい。では御健闘を祈ります。

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相場コラム『わしの罫線』』(2017年4月25日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。

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