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「円高抵抗力」つけた日経平均株価、ただ足元はスピード調整が必要に=証券市場新聞

来週はGWだが、ポジションを組んでいるオプションディーラーは連休の谷間も相場と睨めっこである。5月1週目とGW明けの2週目にかけては、1万9000円~1万9400円のレンジを想定する。(『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』)

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225先物ディーラによる来週(5/1~)の日経平均&先物OP動向

「三空は売り向かえ」で調整必要

来週(5/1~)はゴールデンウィークのため相場は2日間しかない。今年はカレンダーの巡りがよく、9連休となるサラリーマンも多いことだろう。

稼いでる現物株ディーラーは先月末でポジションを落とし9連休にする人もいるが、ポジションを組んでいるオプションディーラーはそういうわけにもいかず、連休の谷間も相場と睨めっこである。

第1回目のフランス大統領選が予想通りの結果になったことや、北朝鮮問題もすぐには全面的戦争にならないだろうとの認識で緊張が若干緩和され、先週1週間で日経平均は約800円戻した。その間為替も、1ドル108円台から111円台まで3円程度円安となった。

前回為替が108円台だったのは昨年の11月、その時日経平均は1万7500円処であったので、今回と比べると大分為替に対する抵抗力が付いてきているように思われる。大雑把な見方をすると、為替が110円なら日経平均は1万9000円という感じである。

テクニカル的に見ると、日経平均の1万9300円台から1万9400円台は売買高が多い価格帯である。このまま上昇を続けるとは考えにくく、調整局面に入る可能性が高く「戻り一巡」である。

日経平均はこの上昇過程で4月26日(1万9170円66銭~1万9109円76銭)、24日(1万8840円13銭~1万8648円28銭)、21日(1万8542円42銭~1万8523円40銭)と「三空」を形成している。

日経平均株価(現物) 日足(SBI証券提供)

日経平均株価(現物) 日足(SBI証券提供)

ストキャスはスロー、ファーストとも90%を超えてきており過熱感がでている。「三空は売り向かえ」のことわざがあるように、スピード調整が必要であろう。

窓埋めの1万9109円76銭処は週足の26週線(1万9111円)ラインでもあり、終値ベースでこのラインを守れるかどうかも見極めたい。

5月1週目とゴールデンウィーク明けの2週目にかけては、1万9000円から1万9400円のレンジを想定する。
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証券市場新聞 公式有料メールマガジン』(2017年4月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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