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大塚家具のお家騒動が決着!経営権は娘・久美子社長側へ

本日開催された大塚家具<8186>の株主総会ですが、経営権は社長側、娘・大塚久美子氏に委ねられました。

両者ともに相手を経営から外す取締役案を出し、株主の議決権を集める委任状争奪戦を展開してきましたが、ついに決着が付きました。株主総会では会社側が提出した大塚久美子社長ら10人の取締役の選任を求める議案が61%の支持を受け賛成多数で可決。一方、筆頭株主である大塚勝久会長が自身を取締役に選任する株主提案は否決されました。

大塚勝久会長自身が18%の株価を所有し、また前日に株価の3%を所有する大株主であるフランスベッドホールディングス<7840>が会長側支持を発表するなど、会長側優勢が伝えられていただけに、少々意外な展開と言えるのではないでしょうか。

また、株主総会では株主から「父娘、仲良くやれ」という意見や、「家具を買うのはハッピーなとき。娘と父親がケンカしたところで買う?」といった、大きく報道されてしまったお家騒動に対し苦言を呈すような一幕も見られました。

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