ドル円相場は年末まで狭いレンジの可能性も?
ドル円は110円を挟んで小動きです。材料で上下動しましたが、下値はかなり固くなった印象です。
目先は米雇用統計を受けて下値を試しました。しかし、108円台までは突っ込みませんでした。そして、上を試しました。しかし、トランプ疑惑もあり、上にもいきません。
英国総選挙の影響も、ドル円にはほとんどありませんでした。市場では、この英国総選挙の為替市場への影響をかなり声高に解説する向きが多かったのですが、結果的に影響は限定的だったといえます。
こうなると、ドル円も動きづらくなります。いまは108.70円のサポートと113円のレンジ相場で、上がかなり重い感じになっています。
もしかすると、このまま年末まで狭いレンジでいくかもしれません。また、その間にまた新たな材料が出てきて、レンジを抜けるかもしれません。今の段階でそれを考えるのは難しいといえます。それはその時に考えればよいでしょう。
いまの日米実質金利差から計算されるドル円の理論値は――
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・マーケット・ヴューポイント~「FOMCを終えると暴落?」
・株式市場~米国株は主要3指数は今週も過去最高値での推移、日本株は日経平均が2万円を挟む動き
・為替市場~ドル円は方向感のない展開
・コモディティ市場~金は下落、原油は意味のない下げ基調
・今週の「ポジショントーク」~イベントにも方針は変わらず
・ヘッジファンド投資戦略~「ヘッジファンドは検討」-投資戦略構築のポイント
・マーケット人生物語~私の人生を変えたアノ事件
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『江守哲の「投資の哲人」~ヘッジファンド投資戦略のすべて』(2017年6月12日号)より一部抜粋
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株式・為替・コモディティなどの独自の市場分析を踏まえ、常識・定説とは異なる投資戦略の考え方を読者と共有したいと思います。グローバル投資家やヘッジファンドの投資戦略の構築プロセスなどについてもお話します。さらに商社出身でコモディティの現物取引にも従事していた経験や、幅広い人脈から、面白いネタや裏話もご披露します。またマーケット関連だけでなく、野球を中心にスポーツネタやマーケットと野球・スポーツの共通性などについても触れてみたいと思います。