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ブラックスワンには早すぎる。ナスダックも日経平均も今からが上昇本番だ=江守哲

日本株の「本当の相場」はこれから始まる

日経平均は2万円に到達してからは、なかなかこれを維持できていません。しかし、何も気にする必要はありません。

まだまだ時間がかかるかもしれません。そうなったとしても、全く気にする必要がありません。

10日(土)には名古屋で開催された岡地さまのセミナーでお話しましたが、そこでも日本株に関する質問がありました。個人投資家からみると、いまの相場は高すぎるように感じるようですね。

ソフトバンク株を割高と判断して空売りしたそうですが、急騰して困っているとおっしゃっていました。世界的にリスクも多いし日本株がここから上げていくとは思えないとおっしゃっていました。

しかし、その考え方は私とは全く逆です。その方には、「本当の相場はこれからですよ」とお話しました。

今の水準から上がるのですか!?」と驚かれましたが、まだまだ株価に織り込まれていないというのが私の考えです。

色々な考え方があるからこそ、市場が成り立っているわけであり、それぞれの考えは尊重されるべきでしょう。しかし、いまは私の考え方が正しいのではないかと思っています。

まだまだ「バブル」ではない

過去最高値を更新している銘柄も少なくありません。

それだけ、市場が好転しているわけです。「過去より高いので割高」との判断は、残念ながら、間違っていると思います。むしろ、「高値を更新するほど強い」「株価の上昇力がある」と考えるべきでしょう。

安値から見れば、かなり上げている銘柄が少なくありません。しかし、ここからさらに上げれば、「なぜあんな安いところで売ったのだろう」ということになります。

すべては結果論です。しかし、その時々で冷静に判断できるようにしなければなりません。いまの水準で空売りする理由があるとは思えません。

日経平均株価が2万円に到達する過程で、個人投資家はかなり空売りしました。しかし、残念ながら、その多くが失敗し、踏み上げられました。いまの企業業績で空売りするという判断になる理由がわかりません。買うなら理解できますが。

日経新聞の記事を見ていても、いまだに警戒的なコメント多いと言えます。したがって、まだバブル化していないと言ってよいでしょう。新聞を読むときは、材料や情報を強いれるのではなく、このような考えをベースに見ればよいのです。

日経平均2万円は通過点、2万1000円は既定路線

繰り返しますが、日経平均の2万円は通過点でしょう。2万1000円到達は既定路線であり、場合によっては22000円から23000円までの上昇は十分にあり得るでしょう。

今年はドル円が10円程度しか動いていません。

昨年が22円でしたので、これは動きすぎでした。その反動で、今年はあまり動かないかもしれません。そうであれば、ドル円相場の日本株への影響も限定的になります。つまり、為替相場の影響をあまり気にする必要がなくなるということです。

110円前後で推移していれば、株価の上昇に期待が持てます。あとは、投資家がそのような気持ちになるかがポイントになります。

あまり楽観的なことばかり書いていると、馬鹿に見えてくるかもしれませんね(笑)。

評論家や専門家と呼ばれる方々が、悲観的な話をしたり、暴落説を唱えるのは、賢く見えるからという理由もあります。しかし、彼らの発言をしっかりとレビューすれば、このような見方が参考にならないことがわかります。

いずれにしても、先週も解説しましたように、日経平均はファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両面で23000円の可能性が示されています。今は素直にこれについていくことが得策と考えています。

割安な個別銘柄にも妙味

また、個別株には期待できる銘柄が多くあるでしょう。

まだ割安な株はたくさんあります。割安でも人気化しないと株価は上昇しないので、人気化しそうな銘柄を選ぶことも重要です。

私はいまは地味な銘柄で業績に対して割安なものを買っています。PERが40倍を超えるような銘柄は、チャートが強くても例外を除いて基本的に買いません。

割安なものを買っておけば、下げた時にも下値が知れています。投資時点でリスクを小さくしておけば、心理的な負担が小さくて済みます。

もちろん、ロスカットもする必要がないくらいに、割安なところで買います。下げても売りません。

そうすれば、投資判断も冷静に行うことができます。非常にシンプルです。そして、PERが高くなった時点で手放します。それだけです。利益確定の時はチャートさえもみません。

とにかく、「企業業績」という、最も重要でかつ最大のファンダメンタルズ材料を重視した方が得策であることは、これまでの投資結果からはっきりしています。

いまは地合いが良いので、非常にやりやすい市場です。とはいえ、落とし穴があるかもしれません。とにかく、再現性のある方法で、冷静な判断を継続していきたいところです。

【日経平均株価:2017年の想定レンジ】

強気シナリオ18335円~23400円(17年末23020円)/弱気シナリオ14970円~19915円(17年末15620円)

【日経平均株価:6月の想定レンジ】

強気シナリオ20085円~21750円/弱気シナリオ17690円~19245円

【TOPIX:2017年の想定レンジ】

強気シナリオ1473~1860(17年末1833)/弱気シナリオ1215~1574(17年末1270)

【TOPIX:6月の想定レンジ】

強気シナリオ1626~1750/弱気シナリオ1407~1524

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