唯一の贅沢品はFacebook用のスマホ、でも支払いは月2ドルの倹約ぶり
シャングリー君の実家は、いま住むプノンペンから南に80キロほど離れたタケオ州。
進学のために3年前に上京し、昼間は15時までレストランで働き、仕事が終わってから大学に通っています。学費は学生ローンを使っていて、卒業してから自分で返済するそうですから、頭が下がりますよね。
大学では英語を専攻しており、将来の夢は英語の教師になり、お金を稼いで親孝行することだそうです。
夢の実現に向かって、堅実な毎日を送るシャングリー君。唯一の贅沢品といえば、Facebookをするために買ったスマートフォンくらいでしょうか。たまに寂しくなった時は「これで家族に電話する」のだそうです。
それでもスマートフォンの月の利用料は2ドルくらいと、かなり節約しています。節約のコツを聞くと、「ネット接続は友達の家のWi-Fiを借りに行くんだ」と教えてくれました。
やはり、明確な夢がある人の生活は、しっかりしています。
カンボジアの学生さんの暮らしぶり、いかがでしたでしょうか?カンボジアには、このように勉強と仕事を両立し、夢をもってがんばっている学生さんがたくさんいます。しかも国の平均年齢は25才です。
「日本人はハングリー精神がない」と言われることがありますが、悔しいかな「そうかもな」と思ってしまいます。僕は自分の学生時代と比較して、背筋が伸びる気持ちになりました。日本人の僕らも、負けてられませんね!
シャングリー君(23)大学生 兼 レストラン勤務
に景気アンケート!
あなたの景気は100点満点で何点?
「60点。休みの日は友達とサッカーをしたり音楽を聴いたり、楽しく暮らせているけど、もっと良い生活がしたいよ。部屋をシェアしている友達はあと1年で卒業して家を出るし、その時に僕も、広い家に引っ越したいんだ」
これから景気は良くなると思う?悪くなると思う?
「僕自身のことで言えば、良い生活をするために英語を学んでいるんだ。カンボジアでは英語は第二必須言語で、出来ると仕事も見つかりやすいからね。将来は教師になって、僕の経験をたくさんの人に教えてあげたいんだ」
いまいちばん欲しいモノは何?
「車も欲しいけど、いまの家じゃ(細い路地を縫って)中まで入れないし、やっぱり一番はもっと大きな家に引越すことかな」
路地ウラウォッチャー – げん 改め けん
日本で結婚して、たった半年でカンボジアへ単身渡航。彼いわく、結婚3ヶ月で奥さんのご両親に「カンボジアに行きます」と挨拶したことが、人生で最も緊張した瞬間とのこと。男にはやらなきゃいけない時があるとはいえ、本当に今だったのか!? それを証明する為にも、行け!「げん 改め けん」! 働け!「げん 改め けん」!!
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