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【展望】外国人投資家がスルーする日経平均株価は自立反発の限界点へ=証券市場新聞

外国人投資家は6週連続で日本株を売り越した。割安ではあるが、あえて地政学リスクの高い日本株へ投資する必要はないと見られているようである。(『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』)

※本記事は有料メルマガ『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』2017年9月1日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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外国人投資家、6週連続で日本株を売り越し

8月29日に日本の上空を北朝鮮のミサイルが通過し、北日本には早朝にJアラートが鳴り響いた。午前6時だったため日本市場は開いていないが、CME日経平均先物は1万9045円まで下落していた。

CME日経平均先物 円建て 15分足(SBI証券提供)

CME日経平均先物 円建て 15分足(SBI証券提供)

「今日は大暴落か?」と思わせたが、徐々に事態が判明すると戻り始め、日本に被害が無いことがわかると、日本市場では1万9260円で寄り付き、引け値は50円安の1万9380円であった。

日経平均株価 15分足(SBI証券提供)

日経平均株価 15分足(SBI証券提供)

もし、日本相場が開いている時間帯に起こっていれば、混乱は避けられないだろう。北朝鮮のミサイル発射報道には投資家も慣れてきて、あまり重要視しない傾向が強くなってきている、しかし、北朝鮮の挑発は段々エスカレートしてきており、油断は禁物である。

外国人投資家も6週連続で日本株を売り越しており、売り越し額は合計2兆円を越えてきた。地政学リスクの高い日本株への投資を完全に見送っているのがわかる。割安ではあるが「突発的なリスク」を勘案すると、あえて今日本株に投資する必要はないと見られているようである。

9月9日は北朝鮮の「建国記念日」であり、今までの動きを考えると、さらなる挑発を行う可能性は極めて高い

チャート的には1万9240円が目先の底値となり、25週移動平均線の1万9700円処まで一気に戻したが、自立反発もこのあたりで一巡すると思われる。また、上昇過程で2つの「窓」を開けており、下がり始めると窓埋めの1万9380円が意識されるところである。

今週の上値は13週線の1万9850円処、下値は窓埋めの1万9380円前後と予想する。29日にはプットオプションの1万8000円が5円が23円まで暴騰、軒並みプットは4~5倍に瞬間高となった。投資戦略とすれば今週は10月プットを週中に買いで保有し週末を迎えたい。

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