ユーロ/円(EUR/JPY)節目を超えられるか
先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。実際には、ABラインに沿って調整に入ると思いきや、A点が位置する時間帯より上昇に転じて、ACラインに到達した。次の注目日は1月27日前後である。
A点水準:約123円50銭
B点水準:約115円50銭
今週のポイントはACライン水準で形成した節目を超えることが出来るのか否かということである。
あくまでも個人的見解
ACライン水準に注目したい。節目になっているACライン水準を超えることが出来るのか否かがポイントになるからだ。
値動きのポイント
上昇のエネルギーの強い相場は維持されている。上値のメドとしては赤線水準の125円前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場に転換する価格のポイントは赤丸水準の119円を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。A点が位置する時間帯より上昇に転じている。上値抵抗線ABラインを超えてきているからである。
第2シナリオ
上値が重たくなる可能性も残っている。節目となっている上値抵抗線ACラインが控えている。しかも、そのACラインの下方で先週間tに同事線に似たローソク足が出現しているからである。
なお、MACDは買いシグナル点灯寸前となっている。スローストキャスティックスの数値は売られ過ぎ状態に入ると同時に上昇に転じ、20%台を回復した。
豪ドル/円(AUD/JPY)高値にチャレンジか
先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過することで新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。実際には、堅調な展開が続き、高値p点に迫った。次の注目日は1月24日前後である。
A点水準:約84円50銭
B点水準:約88円
今週のポイントは高値を超えていくことが出来るのか否かということである。
あくまでも個人的見解
CDラインに注目したい。下値支持線CDラインを維持することが出来れば、堅調な展開の中、高値更新の確率が高まるからである。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場は続いている。上値の第1メドは88円前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場への転換のポイントは赤丸水準の82円を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も底堅い動きが続いている。また、下値支持線ACラインそしてCDラインが控えているからである。
第2シナリオ
上値が重たくなる可能性も残っている。C点が位置する時間帯が到来する。また、p点とのダブルトップを形成する可能性も残っているからだ。
なお、MACDは買いシグナルが点灯し、上昇トレンドが鮮明になってきた。スローストキャスティックスの数値は70%台で横這いが続いている。
Next: ポンド/円(GBP/JPY)流れが変わったのか