ビットコインの「ライバル」は中央銀行
今年、三菱東京UFJ銀行が秋ごろに仮想通貨を発行し、それにみずほ銀行も続くようです。
各国中央銀行は、仮想通貨を発行した場合の実体経済への影響について具体的に調べだしています。日銀のホームページには、「中央銀行発行デジタル通貨について」という昨年11月に出したレポートが掲載されています。
日本では、昨年5月、仮想通貨の関連法案(主に仮想通貨交換業者を管理監督するための法律)が国会で可決されて、今年、施行されることになります。
これまでの流れを見てゆくと、ビットコインは、仮想通貨の主流であり続けるのが難しく、いずれ、中央銀行が発行する仮想通貨が取引の主体となって、ビットコインなどの取引量が減ってゆくことになるという考え方に変わりました。
足元のビットコイン相場はETF上場の行方しだい
今回、ビットコインのETFが上場できるなら、中央銀行が仮想通貨を発行するまで、ビットコインが仮想通貨の中心であり続けることも考えられます。その場合、価格はさらに何倍にもなる可能性があります。
上場を拒否されるなら、今年の高値がビットコインの最高値になるかもしれません。
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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。