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「ビットコイン投資」超入門(7)長期保有や分散投資時のリスクと将来性=小田玄紀

ビットコイン投資の未来はどう広がる?

長期保有や分散投資の1つとしてビットコインを買う

中長期的にビットコインの価格が上昇するのであれば、少しずつ買って、中長期で保有するということも考えられます。実際、中長期で保有している人もいるようです。

預金のように金利が付くことはありませんが、一定の条件を満たすとボーナスとして金利が付く取引所もあります。また、海外では信用取引をする人にビットコインを貸すことで、1日0.05%程度の貸ビットコイン代が得られる取引所もあります。最近は日本でも一部、貸ビットコインができる取引所も出てきているようです。

資産運用においては、株式や債券、金、不動産(REIT)など、さまざまな資産に分散投資するのがセオリーですが、今後は、仮想通貨も投資先の1つに数えられる可能性があると思います。

分散投資がセオリーとされているのは、株式や債券、金、不動産などが異なる要因で値動きすると考えられているためです。あくまでも理論上の話ですが、景気が良くなる局面では株価が上がる一方、景気が過熱しないように中央銀行が金利を上げるため、債券価格が下がりやすくなる、といった傾向があります。

また1つひとつの国や、新興国と先進国では、値動きの大きさが異なります。分散投資をしておけば、どこかの、何かの資産が値下がりしても、別の資産がカバーして全体の値動きが抑えられるという効果が期待できるのです。

金は金融危機や政情不安が起きたときに買われることが多いのですが、国の経済政策に左右されないビットコインも、金と同様、有事に値上がりする、という性質があります。最近ではイギリスのEU離脱問題のときがそうでした。

今後、分散投資先の1つとしてビットコインを持とうと考える人も、増えていくでしょう。
(今回で本連載は終了となります。ご愛読いただきありがとうございました。)

記事提供:biblion

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