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日経平均はついに反落。そろそろ新テーマ浮上か?

12営業日連続の続伸ということで、「13連騰なるか」と期待の高かった日経平均ですが、利確売りか、はたまた過熱感が意識されたのか、ついに反落しました。個別の銘柄では、前日に年金情報の流出問題があったせいでしょうか、マイナンバー関連の銘柄の中でもセキュリティ関連株に値動きがあったと『プロの視点。今、乗るべき銘柄が見えてくる。』では記しています。

外部要因は悪くなかったものの利益確定売りに押されたか

米国株反発とともに買い優勢の展開となり、13連騰期待の高まった本日の株式相場ですが、午後の円安一服とともに売り直される展開。前場で年初来高値更新に届かなかったことも利益確定売りを誘った格好でしょうか。

日経平均株価は13営業日ぶり反落。13連騰はならなかったものの、5日移動平均線(20540.05円)をキープしました。前営業日から上値、下値とも切り上げています。

前営業日配信版でも「外部要因が振るわないなかでの値固めともいえ、明日も5日移動平均との位置関係を確認しながら、連騰記録が続くかどうか見極めたいところ」と記していましたが、外部要因は悪くなかったものの、新値追いの慎重姿勢から買い気も鈍っており、さすがに利益確定売りに押された格好でしょう。

それでも前営業日に切り下げに転じていた上値、下値とも切り上げに転じ、5日移動平均線(20540.05円)を保った点には値固め意識の高まるところ。日経平均株価の連騰は途絶えましたが、押し目買い意欲の高さから底堅い展開は続きそうです。

さて、前営業日配信版では「指数連騰継続もテーマ株物色の強さ際立つ」と題していました。

直近の指数停滞から、具体的な手掛かりのあるテーマ銘柄を選好する流れが強まり、当欄でもマイナンバー関連の一角として前回レポート銘柄に取り上げたITbook<3742>の活躍を紹介していたと思います。

「指数の短期調整、停滞による値固めが進めば、引き続きテーマ性に着目した物色が継続する期待が強まるところ」とも記していましたが、本日ではマイナンバー関連が売られた一方、セキュリティ関連のラック<3857>、デジタルアーツ<2326>、FFRI<3692>、マスク関連のダイワボウ<3107>、重松製作所<7980>などが賑わうなど、テーマ性の強い銘柄には資金循環が働きました。

プロの視点。今、乗るべき銘柄が見えてくる。』(2015年6月2日号)より一部抜粋

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