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ドバイで進む「人工知能政府」開発を、なぜ日本のマスコミはひた隠すのか?

テーマは「人工知能(AI)による統治」

際立つ2人の論客以外は、まるで奥歯にものの挟まった言い方で「新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)」を仄めかしていますが、すべてのスピーカーが口ごもって言わなかった言葉はあります。

それは、「人工知能(AI)政府」あるいは「サイバネティクス政府」です。

確かに、2018年の「世界政府サミット」のテーマは、「人工知能(AI)と幸福(Happiness)」でした。

主流メディアで、このことを報じたのは、CNBCなど数えるほどで、それもビジネスワイヤーのソースを借りたものです。

基本テーマは「人口増加を抑制し、地球環境を維持する」こと

「世界政府サミット」は、2013年、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで設立された国際的な非政府組織が行っている年次イベントで、第1回世界政府サミット以来、毎年2月にずっとこのドバイで開かれてきました。

「世界政府サミット」の1回目から6回目まで、一貫して流れている基本テーマは、抑制できない人口増加に対して、地球のあらゆるリソースをどのように活用すれば「持続可能な開発目標」を達成できるかをグローバルな規模で対話する、というもの。

2016年の中心的なテーマは、「先端科学と政府の将来(ロボット工学と人工知能、ゲノム医学とバイオメトリクス)」について。

2017年は、「気候変動と食糧安全保障」「市民の福祉と幸福」「政府の機敏性と地政学的人道援助」でした。

今年2018年のテーマは、「人工知能(AI)」と「グローバルな幸福」で、明らかに国連の推し進める『2030アジェンダ』、あるいは『アジェンダ21』の最上位概念の下位概念を反映したものです。(※『2030アジェンダ』と『アジェンダ21』は同じコンセプトです)

「世界政府サミット」の背後には国連が控えており、地球上のすべてのリソースを、私たちが知らないところで“選ばれた”グローバリスト”がコントロールすることによって、これ以上の人口増加を抑制し、地球の環境を維持しようという傲慢な姿勢が見え隠れしています。

人々は世界政府のアジェンダが存在することを理解し始めた

さて、ここから先に読み進めるに当たっては、『2030アジェンダ』、あるいは『アジェンダ21』を理解していただくことが必要不可欠です。

当メルマガ第126号「『2030アジェンダ』国連採択で世界市民・総監視社会へ進む」には詳しく書かれていますが、少なくとも、ダイジェスト「『2030アジェンダ』国連採択で世界市民・総監視社会へ」を事前にお読みいただくことが大切です。

今まで、日本のメディアによって完全に黙殺されてきたアジェンダに取り掛かる前に、一定程度の予備知識がないと、グローバリストが、今後、私たちを、どのようにしてコスモポリタンという名の世界奴隷牧場に追い込んでいくのか、そのプロセスが理解できないのです。

残念なことに、そのロードマップは、すでに数十年前から秘密裏に進められており、すでに9割がたが達成されています。

私たちがやっと認知し始めたのは、「99%」という言葉が、欧米の主流メディアによって初めて紹介されて以来のことです。それは、ほんの数年前のことです。

私たちの意思を発露させることができるのは残りの1割の最後の工程だけで、もはや反対の声を上げるにはあまりにも遅きに失したと言えるでしょう。

しかし、「世界政府サミット」の恐ろしいアジェンダをしっかり理解しておくことは、自由を守るための最終的なサバイバルに多少なりとも役立つはずです。

Next: すでに開発に着手されている「人工知能(AI)統治システム」

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