どんな一瞬の出会いでも楽しむ姿勢
また時には、ゴルフをご一緒させて頂いた時の行きや帰りにコンビニに寄った時など、「今日は天気がいいね」とか、商品やおつりを受け取る時に「どうもありがとう」と店員さんに話しかけているのもよく見かけます。
前から知っている人のように、はじめて会った人と笑顔で気軽に話している姿を拝見していて感じることは、少年のような「好奇心」と「人懐っこさ」。
自分がお客様という立場の時にも偉そうにすることのない、「誰に対しても変わらぬ態度」からは、「大人の余裕」も感じます。
周りの空気が和らぎ明るくなるだけではなく、時には話の流れから“役に立つ良い情報”を得られていらっしゃるようです。
どんな一瞬の出会いでもひとりひとりとの出会いを楽しむその姿が相手に伝わり、「この人を大切にしたい」と思わせるからなのかもしれません。
成功者の共通点その2:人に好かれようとしない
誰しも、人から嫌われるよりは、できれば好かれたいと望まれる方が多いのではないかと思います。
ですが、私が出会った成功している人・経営者の皆さまは、基本的に人からの評価を気にされない方ばかりです。むしろ人から嫌われても気にしない…そんな方々です。
もちろん、自ら進んで嫌われるような行動をなさるわけではありません。
人から好かれることを目的に行動をなさっていないので、人の評価を気にすることなく、ご自身がやりたいことや貫きたいことをされています。
人からの評価を気にしないことで、周りに人の目を気にすることなく、信念を持って生きられるのだと思います。
「みんなに好かれたい」は失敗する
誰からも好かれたいとか好意を持って欲しいという気持ちが強すぎると、逆に人付き合いが上手くいかなくなることがあります。
自分に意識が向き過ぎて、目の前にいる相手に興味が湧いていないことが多いからかもしれません。
人に好かれようとすると、行動や言動が制限されてしまいます。自分の本当の感情を押し隠して発言や態度が控えめになったり、時には、好かれたいという思いから何かしらの決定権を相手に譲ってしまうこともあるかもしれません。
「自分は周りからどう思われているんだろう…」と他人の評価を気にすると、周りの人が望むであろう人物像を演じてしまい、気がつくと自分を見失ってしまうものです。