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ビットコインが周回遅れに。「金本位制」に基づく新・仮想通貨の可能性=高島康司

仮想通貨でゴールドを買って保管するサービスも

またゴールド関連では、仮想通貨でゴールドをそのまま買い、それを安全に保管してくれるサービスも存在する。

通常、仮想通貨でゴールドを買う場合、いったん仮想通貨を現金化して、そのお金でゴールドを買うことになる。この場合、ゴールドの保管場所が問題になる。

しかし、現金化することなくいきなり仮想通貨とゴールドを交換し、さらにそれを安全に保管してくれるサービスが存在するなら、不安定な仮想通貨の一部をゴールドで保有することができる。

また、税制は国によって大きく異なるので一概には言えないが、仮想通貨を現金化しないでそのままゴールドに交換すると、税制上有利になる場合もあるのかも知れない。

仮想通貨で「金鉱山」を採掘する

さらにゴールド関連のプロジェクトでは、金鉱山を所有する企業が立ち上げたプロジェクトもある。

これは、ICOで集めた資金をもとに採掘を進め、そこから生産されたゴールドの価値を仮想通貨にリンクさせるというプロジェクトだ。

これもすでにいくつかの鉱山会社が実施している。

将来有望なゴールド関連のプロジェクト

いまゴールド関連では、前述のようなプロジェクトが多数出てきている。

今回は、すでに提供されているサービスで代表的なものをいくつか紹介しよう。

<ゴールドを直接売買できる:ヴォルトロ(Vaultoro)>

公式サイト:https://www.vaultoro.com/?a=108244
紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=YJxSHKKGNgM

こうしたサービスでもっとも注目されているのが、ヴォルトロだ。使用できる仮想通貨はビットコインに限定されているものの、現金化のプロセスなしにビットコインとゴールドを直接売買できる。

売買はすべてヴォルトロにアカウントを持つユーザー間で行われるので、売買には第三者は実質的に介入しない。そのため、手数料は低く抑えることが可能になる。また一般の市場には依存しないユーザー間の取引なので、24時間、365日、取引が可能になる。

ヴォルトロの保有するゴールドは、スイスにあるドイツ語圏では最大の貴金属保管庫、プロ・アウルム(Pro Aurum)に安全に保管されている。また、各ユーザーが保有するゴールドは、ヴォルトロの保有するゴールドとは切り離して管理されているので、万が一ヴォルトロのゴールドが盗難にあっても、ユーザー保有のゴールドは安全だ。

また、ヴォルトロの大きな特徴のひとつは、購入できるゴールドの最小単位が非常に小さいことである。0.001グラムから購入できる。これは非常に低い金額なので、購入できる人々のハードルはずっと低くなるはずだ。

そして、いつでもヴォルトロは現物のゴールドの引き渡しに応じる。もちろん、送料などがかかってしまうので推奨はしていないが、リクエストがあればいつでも引き渡しは可能である。

ヴォルトロでゴールドの取引を行うためには、ヴォルトロのユーザー専用のウォレットを使用する。このアドレスにビットコインを送金すると、いつでもゴールドを買うことができる。もちろん、自分が保有するビットコインとゴールドは、ヴォルトロのユーザー用管理画面でいつでも確認することができる。

Next: 投資対象としても優秀! ゴールド関連の有望なプロジェクトは?

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