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韓国「現代自動車」に迫る危機。強すぎる労働組合の「賃上げ要求」で業界衰退へ

きっちりモノを言う「韓国の労働組合」

しかもこの先、どれだけ利益を下げようが、労働組合が存在する限り、毎年、賃上げ要求がなされる

決裂したらストライキを起こして工場ストップさせて、大きな損失まで出させるのだから最悪である。

しかし、これは別に現代労組だけではないのだ。韓国の労働組合はだいたいそれである。

例えば、1兆ウォンで救済された韓国の大宇造船海洋。今年、政府の一時金が入ったことで黒字になったのだが、それを労働組合はもう「黒字化したのだから、賃金を上げろ」という要求である。

自分たちが税金で給料をもらっているということすら、華麗に忘れているようだ。

強い労働組合はマイナスなのか?

この労働組合が韓国で強い力を発揮することは、どれだけ韓国経済にとってマイナスなのだろうか。

この問題については中央日報なども取り上げているが、それを是正しようという動きはまったく出てこない

政府支援の裏にも、労働組合が多かれ少なかれ介入していると思われる。

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※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2018年7月15日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2018年7月15日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。

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