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『金持ち父さん』ロバート・キヨサキに学ぶ「最強の投資スタイルを身につける」方法=俣野成敏

『金持ち父さん貧乏父さん』を書いたロバート・キヨサキ氏は、どんな方法で一流の投資家になったのか? その過程を知ってマネすれば、あなたも目標に近づきます。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

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※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年9月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。2012年の独立後は、フランチャイズ2業態6店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、マネープランの実現にコミットしたマネースクールを共催。自らの経験を書にした『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、『トップ1%の人だけが知っている』(日本経済新聞出版社)のシリーズが10万部超えに。著作累計は44万部。ビジネス誌の掲載実績多数。『MONEY VOICE』『リクナビNEXTジャーナル』等のオンラインメディアにも数多く寄稿。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』を3年連続で受賞している。

バフェット流だけが正解じゃない。あなたに合った投資スタイルは

ロバート・キヨサキ氏が「出資してもいい」と判断するとき

あなたは“投資”と聞くと、どのようなことをイメージするでしょうか?「一攫千金?」「大金持ち?」「不労所得?」。人によって、思い浮かべるものは違うでしょう。

ベストセラー作家のロバート・キヨサキ氏は、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の中で「投資は単に売ったり買ったりするだけのことではない」と述べています。

キヨサキ氏の資産は、主にビジネス不動産によって築き上げられました。けれどもそれ以外に、氏は「パートナーとなって他の投資家に出資することもある」、と言います。「彼らが私のまったく知らない分野、たとえば低所得者層のための住宅建設とか、大きなオフィスビルといったものに投資しようと考えている場合、私はその話が気に入ればお金を出す」と。

もちろん、闇雲にお金を出すとは言っていません。氏は「その投資対象が彼らの得意分野であることを知っているし、彼らの知識に全面的な信頼をおいている」からだ、と述べています。

キヨサキ氏のような人でさえ、これだけの信頼を寄せている人でなければお金を託すことはない、と言っているわけです。この言葉は、私たちに重要な示唆をもたらしてくれるのではないでしょうか。

大半の人は、稼いでも稼いでもお金が貯まらない

さて。今回は、前回の記事『金持ち父さん』ロバート・キヨサキも苦戦した「働き続ける人生から抜け出す」方法に続き、名言シリーズ「ロバート・キヨサキ氏」の後編です。名言は「ラットレースから抜け出すための、7つのステップ」です。

キヨサキ氏は「多くの人が、稼いでも稼いでもお金が貯まらない状態に陥っている」として、これをラットレースに例えました。7つのステップとは、次のようなものです。

第1ステップ:自分のために働くことを考える
第2ステップ:キャッシュフローを管理する
第3ステップ:本当に危険なのは何かを知る
第4ステップ:どんな投資家になりたいか決める
第5ステップ:よき師を見つける
第6ステップ:失望をバネにする
第7ステップ:自分を信じる

前回は、ステップ3までを解説しました。本特集では、残りの4ステップを説明していきます。本文は、サラリーマンの方がハイブリッド・クワドラントで投資家を目指すことを想定して書いていますが、もちろん自営業の方やフリーランスの方にも当てはまります。名言は、ロバート・キヨサキ氏の著書『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』から取っています。

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