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上場初日のかんぽ生命はストップ高。郵政3社へ投機資金移動の思惑も=水田雅展

11月4日、日本郵政グループ3社が同時上場しました。そこで気になる各社初日の値動きや、この上場が全体相場に与えた影響についてアナリストの水田雅展さんが解説します。

郵政3社上場初日の記録。全体市場に思惑的な影響も

3社とも売り出し価格を上回り推移。順調な滑り出し

4日上場の日本郵政グループ3銘柄は、まず日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)が9時33分に公開価格1400円を17%上回る1631円で初値がつき、その後は14時頃から一段高となって1775円まで上げ、大引けは1760円となった。

日本郵政<6178>5分足(SBI証券提供)

日本郵政<6178>5分足(SBI証券提供)

かんぽ生命保険<7181>(東1・売買単位100株)は10時6分に公開価格2200円を33%上回る2929円で初値がつき、やはり14時頃まで一進一退だったが、14時過ぎに本日のストップ高となる3430円まで上げ、大引けもストップ高

かんぽ生命保険<7181>5分足(SBI証券提供)

かんぽ生命保険<7181>5分足(SBI証券提供)

ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)は9時33分に1680円で初値がつき、やはり14時頃まで一進一退を続け、大引けにかけては持ち直したが前場につけた高値1693円を抜かず大引けは1671円となった。

ゆうちょ銀行<7182>5分足(SBI証券提供)

ゆうちょ銀行<7182>5分足(SBI証券提供)

東証1部の出来高概算は26億9455万株(前引けは13億3678万株)、売買代金は3兆3892億円(同1兆6998億円)。1部上場1909銘柄のうち、値上がり銘柄数は1121(同1336)銘柄、値下がり銘柄数は673(同454)銘柄。

また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25業種(前引けは30業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、石油・石炭、鉄鋼、ガラス・土石、非鉄金属、小売り、ゴム製品、輸送用機器、医薬品などとなった。

日経平均は反発も、郵政3社への資金移動の思惑から後場伸び悩み

4日後場の東京株式市場は、引き続きNY株高などを受けて主力株は高かったが、高速売買を行う法人のディーリング資金が大手銀行株から郵政3銘柄に移動したとの見方もあり、日経平均は後場寄り後の468円65銭高(1万9151円89銭)を高値に伸び悩んだ。東証2部指数とマザーズ指数は前場から小安く、日経JASDAQ平均も大引けは軟化した。

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

マザーズ指数 5分足(SBI証券提供)

マザーズ指数 5分足(SBI証券提供)

淀川製鋼所<5451>(東1)が11時の四半期決算発表などでアク抜け感が広がったとの見方で値上がり率1位となり、カルビー<2229>(東1)は本日の四半期決算発表に期待とされて一段高。駅探<3646>(東マ)も好決算への期待などが言われて戻り高値に進み、システムソフト<7527>(JQS)は好決算を連日好感して出直りを急拡大した。

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日刊株式投資情報新聞』(2015年11月4日号)より一部抜粋、再構成
※チャートと太字はMONEY VOICE編集部による

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