明日のメジャーSQを控え、日経平均は3日続落。この後4月に向けて、相場は二番底をつくりにいくのか、それとも急騰するのか、どのように動くのでしょうか。『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は続落、前日比140円安の2万1,456円
ここから4週間は急騰か急落する相場になる可能性
上海市場はまだ上がり続けておりますが、ニューヨーク市場、東京市場は調整色を強めて参りました。
日経平均は続落、140円安の2万1,456円。
トピックスは、13.59ポイント安の1,601.66ポイント。
出来高は概算、12億5千万株で終わっております。
明日はいよいよメジャーSQ、これが終われば普通の相場に戻ります。先週の金曜日から今日までは明らかに明日のメジャーSQ絡みの意図的な日経平均の持ち上げが見られました。
トピックスの今日の大引けは、2月18日の大引けを0.30ポイント下回っております。この日の日経平均の大引けは2万1,281円ですから、180円以上高い計算です。こういうアンバランスな相場はいけません。トピックスが急伸となるか、日経平均が急落するかしてバランスの修正をするはずです。
今日は日経平均の変化日である事は昨日お伝えしましたが、半年前、昨年9月7日、日経平均は2万2,307円で終わり、そこから10月4日2万4,448円まで2,141円も急騰しました。即ち、これより4月4日までの4週間、急騰するか急落するかの相場が生まれるものと考えられます。
3ヶ月前の12月7日の大引けは2万1,678円。今日の大引けは、それ以下になっておりますゆえ、普通はここから下げて来て、週足の型でも二番底となる。それこそが4月から年末に向けての大相場に繋がると私の相場観測法は考えます。
さて明日の相場やいかに。
『相場コラム『わしの罫線』』(2019年3月7日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。