今日2万1,000円台を維持したことで、次の変化日26日まで強張って動くかも知れません。まずは明日300円高しない限り、日経平均が来週上がることはない考えます。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は続落、前日比97円安の2万1,032円
終値2万1,000円台をキープ
日経平均は25日線を抜けたところで勢いを失い、こう着状態になっております。
今日はSQ前ということで、売られる場面もありましたが、大引けにかけてはたぐって来まして、
日経平均は、97円安の2万1,032円
トピックスは 、12.72ポイント安の1,541.50ポイント
出来高は、概算11億7千万株
で終わりました。
明日はいよいよメジャーSQ
明日はいよいよメジャーSQです。
3月SQ前日の大引けは 2万1,456円でしたから、424円下げたことになります。
さて、ここからが難しくなります。
次の変化日を見ますと、6月26日、7月4日、7月17日とあります。
仮に6月6日に底入れと考えますと、立合日数あと9日で来ることになります。7月4日と考えれば立合日数15日、7月17日と考えれば23日あります。
パーフェクトにこの変化日が安値になるとは申しませんが、少なくとも先週6月4日の2万289円で底が入ったとは私の相場観測法は考えていません。
今日、2万1,000円台を維持したことで、もしかすると次の変化日26日まで強張って動くかも知れません。
まずは明日、週足が確定しますが、明日300円高しない限り、日経平均が来週上がって行くことはないと私の相場観測法は考えます。
大引けに注目です。基本は戻り売りの考えに変わり無し。
では、御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2019年6月13日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。