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米市場に新規上場したクラウドソーシングプラットフォームFiverrが、急成長を遂げる理由=シバタナオキ

イスラエルに本拠地を置くFiverrは、最低金額を5ドルで様々なサービスを提供するプラットフォームを運営。この企業が急成長を遂げる理由について考察します。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年6月27日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

たったの5ドルから、様々なサービスを提供するプラットフォーム

Q. 世界最大級のクラウドソーシングプラットフォームFiverrの最大の特徴とは?

A. 相対的に発注額が小さいタスクが大量に売買されている点。

今日の記事では、先日上場した世界最大級のクラウドソーシングプラットフォームである「Fiverr」を取り上げたいと思います。

まず最初にFiverrについて簡単に説明すると、イスラエルに本拠地を置く企業で2010年2月にサービスを開始しました。Fiverrのオンラインマーケットプレイスは、その名の通り最低金額を5ドルに設定しており、日本で言うところのワンコインから様々なサービスが提供されるプラットフォームになっています。

ロゴの作成から、ちょっとしたイラスト、短いナレーションを読んでもらう、短い文章の添削をしてもらうなど、5ドルでも多種多様なサービスが展開されています。

2019年6月13日にニューヨーク証券取引所に上場し、6月19日の時点で時価総額は$965.5M(約965.5億円)となっています。

サービスとしては、日本で言うところの「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」に近い業態になっていると思っていただければよいかと思います。

※画像出典:Fiverr International Ltd. FORM F-1 (2019/05/19)

余談ですが、FORM S-1は米国企業が上場申請時に提出する書類で、外国企業の場合はFORM F-1となります。どちらも日本の上場時の目論見書のような書類です。

以前取り上げたことのあるUpworkも、Fiverrと同じくグローバルで最大級のクラウドソーシングプラットフォームと呼べる企業ですので、興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

ナスダックに上場!クラウドソーシングプラットフォームの悩みを解消した「Upwork」の強み=シバタナオキ

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Fiverrは、クラウドワーカーが自分の得意なタスクを登録して、それを発注者が購入するプラットフォームを提供しています。

Fiverrで特徴的なのは、時間ベース課金するタスクもありますが、それ以上に固定金額でのパッケージ化されたタスクが非常に多いという点です。

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クラウドワーカー側には、このようなダッシュボードが提供されており、累計売上、月別や案件毎の均売上、進捗中の案件やキャンセルの金額などが詳細に分析できるようになっています。

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これまでに5,000万回以上の取引が成立しており、200以上のデジタルサービスカテゴリーを有しています。ユーザーは160ヶ国以上に広がっていて、2018年の年間売上は前年同期比+45%と急成長しています。

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こちらが2010年にリリースされてからのFiverrの歴史と売上の成長の軌跡です。縦軸が売上を表しています。このグラフにあるように売上は右肩上がりで急成長を遂げており、現在までに550万人の発注者が登録されています。

Next: Fiverrが誇るべき、高いテイクレートの数値は?

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